お義母さんは最近、膝の手術をされました。

何とかして孫の七五三に間に合わせようと、一生懸命リハビリに精を出したおかげで、お宮参りの前日に退院できました。

杖をついて歩く姿が痛々しく見えるのですが、どうやらそう思っているのは周りだけだったようでして。

ついこの前のこと。
杖をついて我が家の二階に上がって来られ、用件を終えて実家に戻る時に、杖を忘れていったのですよ。

ん?
杖を忘れた?
どうやって帰ったの?
とりあえず急いで届けました。


お義母さん

「あらま。なぁに」

…杖忘れてますけど

「あっ。あ痛たたたた」

嘘つきんしゃい



世間のお母さんてのは、多かれ少なかれ、こうなんでしょうか。

今日、嫁はんから聞いた話ですが、同僚のMちゃんのお母さんもそんな感じらしい。


ある日のこと。
Mちゃん家、家族揃ってお出かけしました。

と突然、お母さん絶叫!
「靴底が取れたやんかっ!両足ともあらへんてどういうことやのっ!」

んな馬鹿な、とMちゃんが調べますと…

「お母さん」

「なんやさっ!」

「それルームシューズ。部屋履き。歩いてて、ペタペタしぃひんかった?」

「そやかてあんたっ!」

この騒ぎの最中、お父さんは黙ったまま、しみじみと微笑んでいらっしゃったそうです。

もっと凄いのを見てきたんでしょうな(笑