寝相が変わったのか、体型が変わったのかは解らぬが、このところ枕が合わなくて困っている。

我が家のベッドは、奮発して低反発マットを敷いてある。

本来ならば必要ないのだが、横を向くと、どうもしっくり来ない。
為に枕を使うのである。
現在では、枕の種類も驚くほど豊富になったと聞く。

それぞれの体型に応じてオーダーメイドできる枕もあるらしいが、とりあえずは今、このしっくり来なさ感(何という日本語だ)を何とかしたいと身悶えていたのが一昨日の夜。

とはいえ、寝ぼけながら適当に身近にあるものを頭に敷くだけというのがズボラだな。

嫁はんの足元に転がっている低反発枕はどうか。
ダメだ。
沈み過ぎる。

タオルケットは厚くなるし、熱気が籠もる。

本。
汗を弾く、滑る、耳が痛い。


うぅむ。
困ったな。
なんかないかな。


若様…は駄目だよな

嫁はん…はシバかれるし

そうだ、先生はっ?!

『やってみるが良い』


…すいません。失礼しました。
まさか起きてらっしゃったとは


はぁ…どうしようかな

ん?

これなんだ?

適当に柔らかいけど手応えもあって。
高さもジャストフィットやん!

これこれ、これにしよう。


やでやで。
やっと見つかったよ





翌朝、俺の頭の下にはアンパンマンのぬいぐるみがありました。


ちなみに、嫁はんは、

「あんたは石を枕にしても寝られる」

と思っているに違いありません。