ピタゴラスイッチと
いう幼児番組の中に
『お父さんスイッチ』
というコーナーがある。

適当な箱に、これも
適当な紙をスイッチの
形に切って貼り付ける。
で、それに好きな行を書く。
あいうえお、でも
さしすせそでも良い。

子供が「あ」と言うと
『あ』の付く言葉の動作をする。
『あくびする』とか
『あるく』とかね。
「い」なら、
『椅子に座る』とか
『稲刈りをする』だな。

俺はこれに出たい。
「さ」
『さっぱりと水に流す』

「し」
『尻馬に乗る』

「す」
『全て無駄だったと後悔する』

「せ」
『せっかくだから一杯頂戴する』

「そ」
『その場しのぎの嘘をつく』


息子よ、このお父さん
は並大抵のスイッチ
じゃあ動かないぞ。