このところ、グレンは
無口になっていた。
元々があまり話しが
弾む男では無かったが
この態度は異常だった。

「グレン。どうかしたか?」

「あぁ?どうかしたか
ってか?そうだな、
もう食料が底を尽き
かけてる以外は
何とも無いよ。はっ!」

「底を尽きかけて…
もう獣が居ないのか?」
「あ?あ、あぁそう、
そうなんだ。季節の
せいかな…」

とりあえず、行って
くるよ、そう言い残し
グレンは出かけた。
俺もいつものように
水の補給に行く事に
した。

その日、グレンは
なかなか戻らなかった。

俺はグレンを探しに
行く事にした。
グレンが心配でも
あったし、何より
腹が減っていたからだ。