花巻市出身の宮澤賢治
は、中学生の頃から
小岩井農場を幾度と
なく訪れていた。
長編詩「小岩井農場」の
中で、「新鮮な奇蹟」と
呼んだ小岩井農場を
訪ねてみよう。

小岩井農場案内バス
を利用すると、普段は
一般には開放して
いない農場内の生産
事業エリアを見る事が
できる。 専門のガイド
が付く、という事なので
さっそく乗ってみた。

専門のガイドは、

…羊だった。
…さすがは小岩井農場
である。ここまで羊を
飼い慣らしているとは。
まさに、新鮮な奇跡で
ある。

羊のメイちゃんと
自己紹介する彼女に
連れられて、
まきばの天文館や、
羊の飼育棟である
羊館に立ち寄る。

メイちゃんは中々、
愛想の良いガイドだ。
言ってる事は判らないが
素敵な思い出をくれた。
メイメイと鳴く
彼女に別れを告げ、
今夜のホテルに向かう。

蒸気機関車D51が
先導するSLホテルは、
ブルートレインを個室
寝台につくりかえた
ものだ。
ディナーも美味と聞く。
品の良いオードブルの
後に、いよいよメイン
ディッシュだ。

「本日のメインディッシュ
は子羊のメイちゃん
です。」

…メイちゃん。
ガイドの鏡である
彼女は最後まで
私に良い思いでを
くれた。


これはあくまでも、俺の妄想記事であります。もちろん、小岩井農場は大変に良い所です。岩手山の下、なだらかに広がる青い農場は何もかも忘れてのんびり過ごすのに最適な場所ですからね。