本シメジ、ぷりぷりした食感が大変に美味しゅうございました。

いつにも増して、楽しい食事になりました。
ありがとう、Hさん。

思わず知らず、会話も弾みますな。

「そうそう、乱。師範から言伝がある」

ほい。なんじゃいな。

「ほら、娘に彼氏が出来たら、組手して勝つか、
いいボケツッコミが出来るかしたら交際を許すって
言ってたでしょ」

言いましたな。それが何か。

「自分も参加したいって」

げ。俺と闘った後に、師範とも闘うと。

……死ぬかな。

「あたし、彼氏出来ても内緒にしとく」

「ま。何てことを。こんなこと言ってますよ、お父さん」

そんなことしたら、武器使うぞ。
凍った鮭をぶんぶん振り回すからな。

「まぁ素敵ね。乱。鮭の口がサクって刺さるわね」

うむ。生臭くて、しかも痛い。


「…あたし、一生独身かも…」