みっちゃんは神様と仲良しだった。
神様が顔に落書きするぐらい、仲良しだった。

でも俺は、神様よりも仲良しになりたかったんだ。


俺は痣の治療を止めた。
消しきれない事が判ったからだ。


母は長い間、痣をつけて俺を産んだ事を悔やんでいた。
夜の仕事で酔って帰った時は、寝床で俺によく謝るのだ。

俺はそのたび、みっちゃん譲りのとびっきりの笑顔を見せて、こう言ったんだ。


神様の落書きだから、気にすんなって。