化け地蔵。
東京都台東区橋場に立っている。
別名、橋場のお地蔵様。
なんと、身長3m。
全国の地蔵達を率いる大地蔵である。
それが今、ゆっくりと動き始めた。
総谷組事務所がある方角をジッと見つめ、
次の瞬間、凄まじい速度で走り出した。
総谷組事務所。
猪狩が亀山地蔵の首を足で踏みつけている。
「くそが、組員全員お釈迦にしちまいやがって」
「地蔵だからな、お釈迦様とは仲が良い」
「う、うるせぇっ!まだそんな事を」
ズシィィィン…
猪狩が足元を見た。
不安気に辺りを見回す。
「地震か…?」
ズシィィィンッ!
組事務所が大きく揺れる。
ドアが引き千切られた。
「な、なんだよー」
ドアの向うにあるのは、石の壁。
いや、それは化け地蔵だった。
「亀山の。えらい姿になったのぅ」
雷鳴のような声だ。
六へ
東京都台東区橋場に立っている。
別名、橋場のお地蔵様。
なんと、身長3m。
全国の地蔵達を率いる大地蔵である。
それが今、ゆっくりと動き始めた。
総谷組事務所がある方角をジッと見つめ、
次の瞬間、凄まじい速度で走り出した。
総谷組事務所。
猪狩が亀山地蔵の首を足で踏みつけている。
「くそが、組員全員お釈迦にしちまいやがって」
「地蔵だからな、お釈迦様とは仲が良い」
「う、うるせぇっ!まだそんな事を」
ズシィィィン…
猪狩が足元を見た。
不安気に辺りを見回す。
「地震か…?」
ズシィィィンッ!
組事務所が大きく揺れる。
ドアが引き千切られた。
「な、なんだよー」
ドアの向うにあるのは、石の壁。
いや、それは化け地蔵だった。
「亀山の。えらい姿になったのぅ」
雷鳴のような声だ。
六へ