今年もまた母の命日が訪れる。
肺癌で短い生涯を終えた母は、末期にはほとんど声も出せなかった。
階段の昇降すら呼吸が苦しくて、ままにならない。
そして我々夫婦に、一切老後の世話をさせる事無く逝ってしまった。

母はよく感動して泣く人だった。

それ以上に、よく笑う人だった。

亡くなる前日まで、生まれたばかりの孫に微笑みかけ、一日中飽きもせず抱いていた。

滅多に怒ったことがない人だった。

だからだろうか。
誠に薄情な息子ではあるが、近頃、苦しんでいた時の母の顔を思い出せなくなっている。

仏壇に手を合わせる時には優しかった母の笑顔が、ふわりと頭に浮かぶ。

母は結局、金銭面では何一つ残せなかった人であったが、それとは違う大きな財産を残してくれた。

笑顔の素晴らしさだ。



このブログを御覧になっているお母さんへ。

昨日、子供の前で笑いましたか。

子供に笑顔を見せましたか。

あなたが子供の笑顔を好きなように、子供もまたお母さんの笑顔が大好きです。
子供が世界で一番好きなものは、親の笑顔ではないでしょうか。

結局、親が子供に残してやれる掛け替えの無い財産は『思い出』だけだと思います。

思い出という財産が、笑顔で満ち溢れるように頑張るのが親の役目だと思います。


日々を笑顔で過ごす為に、私のブログがほんの少しでも役に立てたなら、こんなに嬉しいことはありません。

今日もあなたに笑顔が訪れますように。