男は最後のグラスを
空けた。
はぁ…どうしよう。
どうしても金が
用意できない…
あの馬券さえ買って
たらなぁ…
やり直しできんかなぁ
「できますよ。」
「うわ。何だあんた。
俺、声に出してたかな」
「やり直し。できます。」
「はぁ?何だって。」
「失礼しました。わたし、
喪黒乱蔵と申します。
セールスマンです。
やり直し、これを
使えばできるんですよ。」
喪黒と名乗る男は
そう言いながら、何かの
機械を出した。
それはCDプレーヤーぐらい
の大きさだった。
「これは当社が独自に
仕入れた機械。
LIFEリセット。
ここぞという時に、
スイッチを入れると
やり直しができます。」
「はぁ?」
「まぁ信用できない
でしょうな。
試しにやってみては。
タイムを40分前にして、
ほら。」
男の目の前にあった
空のグラスに
酒が満ち、食べ終えた
筈の枝豆も元に
戻っていた。
「え…!」
男はふと気がついて
財布を開いた。
競馬で摩ったはずの
金が全額戻っていた。
「ね。基本的には
CDの焼き直しを
やってるんですがね。
どうです、今なら
モニター期間中で
格安ですが。」
「くれ。金ならいくら
でも出す。」
「お代金は後でも
結構です。
あ。一つだけ御注意。
試作機ですから、
あまり無理はさせない
で下さいな。ほっほっほ」
空けた。
はぁ…どうしよう。
どうしても金が
用意できない…
あの馬券さえ買って
たらなぁ…
やり直しできんかなぁ
「できますよ。」
「うわ。何だあんた。
俺、声に出してたかな」
「やり直し。できます。」
「はぁ?何だって。」
「失礼しました。わたし、
喪黒乱蔵と申します。
セールスマンです。
やり直し、これを
使えばできるんですよ。」
喪黒と名乗る男は
そう言いながら、何かの
機械を出した。
それはCDプレーヤーぐらい
の大きさだった。
「これは当社が独自に
仕入れた機械。
LIFEリセット。
ここぞという時に、
スイッチを入れると
やり直しができます。」
「はぁ?」
「まぁ信用できない
でしょうな。
試しにやってみては。
タイムを40分前にして、
ほら。」
男の目の前にあった
空のグラスに
酒が満ち、食べ終えた
筈の枝豆も元に
戻っていた。
「え…!」
男はふと気がついて
財布を開いた。
競馬で摩ったはずの
金が全額戻っていた。
「ね。基本的には
CDの焼き直しを
やってるんですがね。
どうです、今なら
モニター期間中で
格安ですが。」
「くれ。金ならいくら
でも出す。」
「お代金は後でも
結構です。
あ。一つだけ御注意。
試作機ですから、
あまり無理はさせない
で下さいな。ほっほっほ」