ヘルプ…ヘルプ
あった。
まじ、ヘルプだよ。
ええと…ハンドルネーム
かアドレスを指定
できるのか。

…どうしよう。
ゆりりん、絶対
気を悪くするよね。

考えてみたら、何も
されてないんだし。
荒らしに遭った時も
守ってくれたし。
 
しばらく様子を見よう。

亜季は設定画面を
閉じ、いつものように
コメント欄を開いた。

ゆりりんだ。
ゆりりんからのコメント
がある。
 
しばらく迷って亜季は
開けてみた。

>AKI、試験はどう?
がんばってね。
あたしは
ちょっと凹み気味。
だってAKIが最近、
変なんだもん。
あたしの事、
疑っている。
あたし、ちょい
傷ついた
からしばらく
来ないね。

…よかった。亜季は
胸をなでおろした。
できたらこれ以上
来ないで欲しいな。
そう思っている自分に
戸惑いもしたが、
とにかくなんとか
なりそうだと安心した。
 
他のみんなもチェック
しなきゃ。
 
 
>AKIちゃん、ひどい。
ゆりりんに謝って。
 
>AKI、見損なった。
ゆりりんが可愛そうだ
 
>AKIくん、君は
そんな人じゃないよな。
 
>最低。AKI何様よ。
 
>あたしも来るの
やめようかな。
 
>大学生のくせに
言ってる事は子供
じゃないよ?

ひどい。なんで。

あたし何もしてない。
 
慌てて皆にコメントを
返す。
 
>ごめんなさいみんな。
ゆりりん、あたし
そんなつもりじゃ
無かったの。
 
それだけでは
足りない気がして、
みんなのブログに
直接コメントする事に
した。