治療終了後丸3年経過しての現状報告 | ゴルフ系サラリーマン 上咽頭がん闘病日記

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2021年3月、首のしこりが急速に巨大化
上咽頭がんの宣告からはじまる闘病日記です。

大変お久しぶりになります。

 

このブログは上咽頭癌で治療中の方や、これから治療に向き合う方、

治療を終えて副作用でつらいおもいをしている方への道しるべの役割を果たすべきと思っていまして

このタイミングでの状況をご報告させて頂きたいと思っています。

 

2021年11月に治療を終えていますので、現時点では3年3か月が経過しています。

今もって経過観察の身で、3か月に1度のペースで病院で検査しています。

治療後の初年度に4回、次年度に3回、3年目に3回の定期CT検査を受けています。

原発部位の喉の奥をファイバースコープで診るのと、造影CTで頭部から骨盤まで撮影してがんが新たに発生していないかを確認しています。

今のところすべて問題なしということで再発はしていない状況です。

2年間何もないと再発の確率は統計上かなり低くなっているとのことで、今のところは順調に来ていてつらかった治療が成功している状況です。

 

過去のブログを振り返り思い出してみると特に治療終了後は1年近く放射線治療の後遺症で味覚障害で口から何も食べられず、

胃ろうからの栄養摂取でつらかったなぁと思い出しますが

今、治療前の生活のほとんどを取り戻せていることもあり、あのつらかった日々を忘れかけているところです。

 

前回ブログ書いてからこの1年くらいはほとんど変わらずで、

・味覚は100%回復

・体重は100%回復 治療終了時点で57kgまで減りましたが、66kgに回復

・頭髪は復活し全体の本数は脱毛前と変わりませんが、再生した毛の太さが8割くらい細くなり頭髪のボリュームが2割減

・体力、スタミナは100%復活

・唾液量は50%まで回復 口の中のいろんな場所から染み出てくるようになったかと感じます。

 起床時に口の中がからからに乾いている状況はそのままですが、まぁなんとかなっています。

 それもあり食事もほぼ問題なく何でも食べられます。

 辛い物も治療後は辛さに敏感になってダメでしたが、今は全く問題なくもとに戻りました。

 

ほぼドラマチックなご報告はないですが、治療の励みとして参考にしてくれる人が少しでもいればうれしいと思います。

今つらい治療に向き合っている方、1年半踏ん張ってください。