推測ではあるが、消防隊系の海水取水口は本来あるべき海藻類除去のフィルターは大甘にせざるを得ない。そうしないと、あっという間にそれは目詰まりをおこしてしまうからだ。
色々な海藻類や魚介類も灼熱の原子炉や使用済み核燃料棒に降り注いでいるだろう。それらは焦げるだろうし、ある一定以上の温度になれば発火もするだろう。
何と言っても近づいて確認できないのだから、煙が出たら取り敢えず「退避」するのは仕方がないし、それでも進めと言う程の責任を、千葉くんだりに住んでる自分には負う事もできない。


$一平おじさんのブログ-3月21日夕方3号炉問題の3号炉はこのような状態。

3号炉の基本的構造はこれ。


上の写真状態ならば、テレビでしょっちゅう使われているポンチ図を参照すると、使用済み核燃料プールはかなりヤバイという感じだ。ひんしゅくをかうのを恐れずに言わせてもらえば、使用済み核燃料冷却プールはもうアカンだろう、という感覚が否めない。

何が本当の事なのか全く分からない。
昨日、東京の水道水が乳幼児の飲用に適さない放射線レベルであると発表された。当然のごとく半狂乱になってミネラルウォーターを捜し回る母親達がカメラターゲットとなっていた。一歳以上の子供を預かる託児所にしても、本来は規制対象外なのに保護者の反応を予測して買い出しに走る。実に簡単にパニックが発生してしまった。
ところがどうだ。翌日にはあっさり測定値は基準より一気に下がり規制は解除された。しかしパニックは近隣県に伝播してしまっている。
本当のところはどうなっているのよ。子供を人質に取られた形である親の本音の本音だろう。

今日はもう一つ実に腹立たしいニュースに接した。3号機の修理に入った作業員3人が被曝して内2名が病院に搬送され、これで全ての復旧作業が中断したというニュースだ。
腹立たしいのは中断ではない。被曝したのは下請けの作業員であり、水に浸かった作業現場に長靴さえ履かずに入ったということである。現場に入る彼ら下請け作業員の装備を、当然東電職員は見ていただろう。作業に入る前の放射線量さえ測定していなかったという。β波被曝らしいが、β波はアルミ箔でも遮断できるそうだ。ゴム長さえ履いていれば結果は全く違ったろうし、復旧作業全般も滞ることはなかったかもしれない。

精神の荒廃が東電社員にあるのだろうと僕は思う。自分たちが現場に入る事になるならば、どんないでたちで入るだろう。安易に下請けに「行ってこい」と言うくせに、彼らの安全にはさして興味がないのだろうか。おかげで、全ての作業が中断した。
この国のありようを決める重大な作業を下請けにやらせ、しかも作業者の安全にはさしたる興味を置かない。本当にぶん殴ってやりたい連中だ。
そう言えば、今回俄かに注目を浴びている原子力保安院の連中。東電の報告をただ発表するだけの奇妙な人達であるが、いつも記者会見に出てくるからせめて近隣の場所に居座っているのだと勝手に思っていたが、一回目の水素爆発の後に、とっとと逃げ出して福島県庁に本拠を移していたんだとさ。人としての矜持を求めるのはもう無理だと分かってきたが、せめて今まで安穏と高禄を食んできた分の十分の一くらい働いてみせろよ。と思うのである。

廃炉にするしか選択肢がない福島第一原発。今後は利益を生まず事後処理費用のみが継続して発生する。携わっている東電職員の中にはフテ腐れている者もいるだろうし疲れてもいるだろう。
しかし何が何でも英知を結集して放射能を封じ込めてもらわなければならない。極めて広範囲の地域の人々の不安を一日でも早く拭うのが最低限の義務の履行だ。

プルサーマル炉である3号機の損傷は厳しい。プールの水もダダ漏れだろう。
今のままじゃ、コンクリート封鎖もできないわけで、一刻も早く熱の制圧を望むばかりである。