今年、同じ学園の高校と統合され、2・3年の在校生のみになった僕の母校。
硬式野球部も、母校の名前での参加は今年が最後になってしまった。
その、母校参加の最後の大会が今日だったので、応援に行った。
試合の場所は関市民球場。関市の中心市街の北郊の丘陵上にある、市営のスポーツ施設や宿泊研修施設が集まった「中池公園」内の野球場。
中池公園は、子供向けのアスレチック遊具がそろっていることもあり、僕は小さい頃から、「関スポーツランド」と呼び習わしてきた。
そして、ここのすぐ近くの下有知(しもうち)地区は、以前配達の仕事で担当していた地区で、中池公園までの道筋もよく知っている。
今日は参議院議員選挙の日なので、実家近くの公民館で投票を済ませてから野球場へ行った。
そしてお昼からの試合のため、途中でスーパーで惣菜を昼食用に買って行った。
今日は、午後から雨という予報だったが、午前中に選挙に行っていたときから雨粒が落ち続き、スーパーで惣菜を買って野球場に向かったときからは、本降りの、傘の下にいないとずぶ濡れになる状態になってしまった。
野球場に着いたのはプレーボール予定時刻の10分ほど前だったが、前の試合が続いていて、母校と試合の相手校の関係者は、みんな野球場の入り口で傘をさして待っていた。
土砂降りに近いほど雨量が多くなる中で前の試合が終わり、観客席の人たちがみんな入れ替わった。母校と相手校の関係者は次々スタンドに入っていく。「大雨でも一応試合は始まる予定なのだろう」と僕も母校側スタンドに行く。
20年も前の高校時代にお世話になった先生を何人も見た。
お世話になった先生たちは、みんな、しわがとても増えていて、白髪がとても増えていて、先生たちに会った瞬間、童話・浦島太郎のエンディングを生で体験したような!?かなり長い年月が経ってしまったことを感じてしまった。
同級生を見なかったので、ひとりスタンドの最上段の隅にマイ定位置を確保に行く。
在校生はみんな到着していて、応援のスタンバイはOKのようだ。母校の在校生と新しい統合先の1年生が両方並んで揃っているのが印象的だった。
両校の試合前練習が終わり、西の空を見ながら「小降りになってほしい」と思っていたら、突然、両校のナインが一塁側・三塁側のそれぞれのファウルラインに整列し、それぞれのスタンドに向かって頭を下げた。
プレーボール直前に、試合中止(順延)が決定したのだ。
「せっかく関まで来たのに」 「平日に順延になると応援に来られない」と思ったが、雨天順延は仕方がない。
梅雨の真っ盛りに大会があるのだから仕方がない。
お世話になった先生たちにあいさつして、また実家へと戻った。
試合が観戦出来れば、その後に岐阜市の自宅へまっすぐ戻ろうと考えていたが、時間が出来てしまったので、実家でのんびり過ごすことにした。
実家では、野球場で食べられなかったスーパーの惣菜を食べながら、ドーム開催で雨天中止がない!!プロ野球の中日-巨人戦のテレビ中継をぼーっと観ていた。