2019年度  96本目の劇場鑑賞


ビートルズをネタにしたシンプルなラブコメディー。

ロンドン郊外に住むインド系の青年ジャック・マリク(ヒメーシュ・パテル)はアルバイトをしながらも作詞・作曲を続けプロのミュージシャンを目指していた。マネージャーとして彼をサポートしていた幼馴なじみのエリー(リリー・ジェームズ)は密かにジャックに恋を抱いている。

そんなある日天変が起こり(世界中が12秒間停電になる)、その間ジャックは交通事故に遭い、・・・・、目覚めると彼の記憶以外はビートルズが存在しない世界になっていた。

その後、当然ながらビートルズの曲を演奏すると注目され、あれよあれよとの間に、・・・。 と言いながらもラブストーリーだろうと思っていたらその通り、ありふれたハッピーエンドだった。エリーに自分の気持ちを告白するシーンも何回も観たような舞台で新鮮さが無く、感動できない。まあ、そこそこの恋愛映画かな。
 
肝心の劇中のビートルズの曲もそこそこ。エリナー・リグビーの歌詞をなかなか思い出せないシーンは面白かった。

それほどコアなビートルズファンでなくても総ての曲は聞いたことがあると思う。劇中ではHey JudeではなくHey Dudeに無理やり変更させられるがエンドクレジットのBGMにはオリジナルが流された。
 
予告を観てストーリーの概要を知った人は皆、最後はどうなるの?と思っていると思う。それは、・・・、勿論言えない。しかしながらストーリー展開としてそこに重きを置いていないので、フ~ン、てな感じ。

言えるのはビートルズ以外にも存在しなくなった物がある。コカ・コーラ、タバコ(cigarette)、ハリー・ポッターだ。
 
「ビートルズが存在しない世界は寂しすぎる」のセリフは気に入った。
 
監督はビートルズをリスペクトして制作したと言っているがあのジョン・レノン役は受け入れられない。顔は似ていなくてももう少し長身でシブイ役者を使って欲しかった。


評点・・・★★★ 3
『売れてからのマネージャー役(ケイト・マッキノン)が気に入った(役者としてではなく、アメリカ人らしい総て自分に有利になるように丸め込む会話術の演出が)。エド・シーランのファンは必見?』