2019年度  105本目の劇場鑑賞


2017年に公開された「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」の続編。

前作から27年後との設定で当時少年少女だったルーザーズ(負け組クラブ)の面々は40歳前後になっている。

一人故郷に残っていたマイク(イザイア・ムスタファ)はIt:ペニーワイズ(ピエロ)がまた現れたと知り、ルーザーズを招集する。

笑っちゃう内容のホラー作品だがチャチくはない。CGも実写も金がかかっていてハリウッド映画らしいエンターテイメントだ。グロテスクなシーンが多いのでR15+、子供は観ることができない。

特徴は回想シーンや幻想シーンで前作の映像を多く使用していること(感覚的には前作の映像が全体の10%以上を占めているように思えた)。旧作映像を高度な合成と絶妙な編集で効果的に利用している。

いきなりハッとさせる怖さに加え、ここは絶対に何か来るな----、来るぞ--来るぞ--の怖さ。小生は後者が苦手。椅子のひじ掛けを握り締めすぎて汗ばんだ。多くの人はヘッチャラ、と感じるとは思うが、小生は・・・。

また、気色悪いクリーチャーが多く出てくる。特にルーザーズの再会を祝う中華レストランでのシーンでは大嫌いな虫、しかも人間の赤ん坊の顔をしている虫やクラゲのような脚(神経?)が生えた目玉が追いかけてくる映像ははっきり言って嫌い。その他のシーンでもぞっとするバケモノが多く、最後のIt:ピエロは蜘蛛のような脚だった。

最後にItを退治する場所はまるで宇宙SF映画のよう。メイン州の田舎の町の地下にエイリアンの巣の様な場所がある。

しかもそこでの最終対決の方法がすごい。
なんとそれは悪口攻撃!

もっと笑っちゃうような下らない悪口がいっぱいあれば良かったのに!

他にも笑わせてくれるシーンがある。ポメラニアンのくだりは期待どおり(なぜかゴーストバスターズのマシュマロマンを思い出した)。

169分は長いな!もう一つ長いのは邦題。原題は「It Chapter Two」。シンプル!


評点・・・★★★
『Itを退治して町に帰ってきたルーザーズの紅一点、ベバリー(ジェシカ・チャステイン)はあれだけの格闘(水中もあり、最後に池で汚れを洗い落とすシーンもあるが)の後ながら口紅が素敵。』