2020年度 27本目の劇場鑑賞
ゾンビ・コメディー映画。
お笑い系のゾンビ映画もたくさん観ているのでもう観ることはないと思っていたがビル・マーレイが主演なので観ない訳には行かなかった。
あのとぼけた顔。寅さんもそうだったがスクリーンに映し出されただけでニヤニヤしてしまう。
あ~「ゴーストバスターズ」が懐かしい。
所長のクリフ(ビル・マーレイ)を含め警察官が3人しかいない静かな田舎町が舞台の現代劇。
最初から何か変、と思うほど静か。
ゾンビが出現するまでが長く、田舎ながらの小さな事件しかなくのんびり感いっぱい。それが逆に緊張感と期待感を高めるのだが・・・。
墓から這い出してきたゾンビが次々と人を襲い始めてからは他のゾンビ映画と大差ないがクリフも部下のロニー(アダム・ドライバー)も淡々としていて慌てず騒がず、と言うかとぼけている。会話の中に相手の名前を挟むのは英語では普通だが異様に多くすることでおとぼけ感を高めている。
森で一人原始人のような暮らしをしているボブ(トム・ウェイツ)は観察者で解説者的な存在だったがもう一つ捻りが無い。つまらん!
また日本刀を振り回す外国(スコットランド?)から来たとされる葬儀屋のゼルダ(ティルダ・スウィントン)は登場の必然性が皆無で最後はなんと・・・・!小生は逆にそこが好きだったが・・・ん~・・・。彼女の名前の呼びかけ方が他と対照的で面白いのだが日本人にとっては??だろう。
空から<あれ>が降りてきた時は拍手したくなった。それからの展開に胸膨らむ。
筒井康隆の「筒井順慶」を思い出した。自身の先祖だとする筒井順慶の<本能寺の変>においての日和見を弁護する戦国時代小説だがそこは筒井康隆、途中からとんでもない方向に逸れてしまう。
ところがこの作品では・・・・・、・・・・? そこはもっと膨らませてグチャグチャにするべきでしょう!!!残念至極。
最後に一応<落ち>があるが薄くて軽い。ありふれたゾンビものと大して変らない終わり方だった。
小生が期待していたのはもっとブッ飛んだ展開。ストーリーにも絡んでくるカントリーのテーマ曲がバカっぽくて良かった。
2
『3人が次々に同じ行動、同じカット割り、同じ台詞のシーンがコントっぽくて一番面白かったな。首を刎ねられると黒い煙が出るのはコロナを連想し、嫌な感じだった。』
