2020年度  11本目の劇場鑑賞


いつ以来の劇場鑑賞なんだろう⁉︎

コロナショック前、最後に観たタイトルが直ぐには思い出せない。

来た劇場で、此れ〝ルース・エドガー〝を観てるのはワタシたった1人、、、

寂しいな、いや贅沢なのかな⁉︎


アメリカで大規模な暴動まで起きたBLM運動は、日本まで派生してしまい、大坂なおみ選手の個人攻撃にまで発展してしまった。

そんなタイミングでの公開、〝I can't breath〝なんて言葉もリンクしてたりして、ドンピシャ感が凄い。

作品の内容は、黒人差別の悲哀と、観客の思考を喚起するもの。黒人社会の中にですら存在する差別が大きなテーマ。

1人の少年を英雄視し祭り上げ、ムラ社会での黒人の階段ステップを上げる。
一方で、ソレ以外の出来損ないを抹殺しようとする。
そんな歪んだ現実を描いてます。

監督も黒人だそうです。



ストーリーの導き方は、いわゆるblack or white。

主役の少年が、〝聖人〝なのかはたまた〝怪物〝なのか⁉︎

という、どっちだ⁉︎ 的なサスペンスフルな展開でドンドン進んでいくので、こちらも犯人探しや真実探しにシーンを回想してみたりしてやや呼吸が粗くなったりする。

しかし、

その答えは最後までgray。

いや、こういう枠の中で展開するなら最初からgrayが良かったな。

音楽の挿入の仕方共々、完全にミステリー観てるモードでしたよ。

人間ドラマとして別角度から観るならまあそこそこか、、、

だから、んー、中途半端かな⁉︎


劇中、主役の元カノなんかもアジア系でかなり差別受けてましたね。

アメリカはWASPだから。

P=プロテスタント
wiiteだろうがカトリックでも差別受ける国だし。
歴代でも、ケネディ大統領くらいですか⁉︎ トップになれたのは。

そもそもの始まりから、南北戦争を経て、バブル時代のジャパンバッシングとかアジア系やアラブ系、トランプになってからのヒスパニック系に対する無茶苦茶なやり方だって、まあそういう事ですよ。

地球全体の経済格差見たって、支配者階級がほぼほぼ牛耳ってる訳だし、我々が人間(動物)である以上属性がハッキリしてなきゃ安心しないみたいな感覚がある以上はなくならないんでしょうね。

アメリカなんか、スポーツだって芸能文化や政治リーダーだって、それぞれのアイコンとしての黒人スーパースターはたくさんいたのにね。

無理無理。

ハッキリ横並びを良しとする日本人だって、ちょっとでも人を落としたら自分が上がれる気がするみたいな。

どっかの哲学者が言ってたけど(忘れた)、〝他人は地獄〝 なんて引用もありました。

黒人に限らずLGBT、男女間、貧富、身障者とか世の中は差別だらけですね。
絶対なくならないと思う。
綺麗事じゃなしに。

ワタシはその差別を心の中だけでも、過去全然して来てないか⁉︎ と問われたら⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎ かも正直。

黒人差別をテーマとした作品は、一昨年のアカデミー賞グリーン・ブックとか今までたくさんあったけど、自分のbestは同じく1990年アカデミー賞の、ドライビング・ミス・デイジーですね。
秀逸です‼︎

非常に難しいテーマ。


評点・・・★★★☆  3.5
『ナオミ・ワッツがgood‼︎ いや上手い。適役。ちょっと枯れて来た美人奥さん、お母さん役はどハマり。』