2020年度  19本目の劇場鑑賞


T-34とは第二次世界大戦時の旧ソ連軍の戦車の型名。

ドイツとソ連の戦車隊同士の戦いを本物の戦車を多数使って撮影した作品。


ドイツ軍の戦車隊長(小隊長?)として功績を認められたイェガーは大佐に昇格し、ヒムラーから直々に戦車大隊の指揮を任される。大佐は自分の指揮官としての能力を見せるためにソ連軍から奪い取った1台のT-34戦車をターゲットとした演習を企画する。

餌食となるT-34戦車の人員をロシア人捕虜から選ぶ際、因縁の人物ニコライ少尉を見つけ車長とする。演習ではT-34は実弾を支給されず、多数のドイツ軍戦車タンパーが相手なので敵うはずもなかったが・・・・・。


シリアスな戦争映画というよりも昔の西部劇映画のようなドラマ性の高いエンターテインメント。男の意地の張り合いのようでもありユーモラスだった。

女性はこのような映画を観ないだろうと思っていたが3割ぐらい居たのには驚いた。


建物を挟んでの睨み合い。接近戦のドッグファイト。西部劇の決闘を彷彿させられる。

当時の戦闘はもちろん戦車の性能も重要だったが乗員の操縦・操作能力、感、そして度胸が勝負を分けた。ドラマになりやすいシチュエーションだ。


「白鳥の湖」の曲に合わせたT-34のダンスや高速スピン。

戦車にとっては木造の家、柵、また自動車などは障害物ではない。ぶち壊し、簡単に乗り越えて行く。エンジンの咆哮が気持ち良く、ディーゼルエンジンの匂いも嗅いだ気がした。

発射された砲弾はCG映像のスローモション。戦車の装甲をえぐってゆく。


ロケ場所は分からないがヨーロッパの美しい森を疾走する戦車の空撮映像は素晴らしかった。


この作品はロシア映画。当然ソ連側のハッピーエンド。女性通訳(イリーナ・ストラシェンバウム 質素で素敵)絡みのロマンスもある。


評点・・・★★★☆  3.5