(sheen 新作)
2019年度 56本目の劇場鑑賞
スペインの田舎町で以前地主だった名家の娘の結婚に各地に散らばっていた家族が集まり盛大な結婚式が開かれる。しかしながらパーティーの騒ぎに紛れて花嫁の姉(ペネロペ・クルス)の娘が誘拐されてしまい多額の身代金を要求される。家族とペネロペ・クルスの幼馴染(ハビエル・バルデム、土地を地主から安価で買取り、ブドウ園を経営している)が解決に奔走するが内部の犯行との疑いもあり不信感が広がる。やがて誘拐された娘の出生の秘密が浮かび・・・。
ネットでの評価は高くないがエンターテイメント作品としては良くできていて大いに楽しむことができた。結末も意外ではなかったが「やっぱり」でもなく、リアリティーがある。
何と言ってもハビエル・バルデムとペネロペ・クルス(ご存じの通り二人は実生活で夫婦だ)の演技がすばらしい。
ヒーローの悲哀も良く描かれていて最後のシーンもおしゃれ。
気になったことは二つ。
一つ目は誘拐される娘とボーイフレンドがオートバイに二人乗りしているところを前方から撮影しているカット。娘の髪の毛が後方になびかないで渦巻いていた。これはよくある撮影方法で実際にはオートバイはトラックの荷台に置かれ、トラックを走らせながら撮影する手法だ。オープンカーに乗ったことがある人は知っていると思うがフロントガラスにより風が渦巻き、髪の毛は前方になびいてしまう。
二つ目はあるシーンの最後での泥で汚れた靴のアップ。目線で分かるので再び靴を写さないで、と思ったがやっぱりあった。監督、丁寧すぎますよ!
秘密にしていて誰も知らないだろうと思っていた事が実は皆が気づいていた、とはよくありそうなことだ。
何でPG12なのか分からなかった。
評点・・・★★★★ 4
↓予告編


