(sheen 新作)
2019年度 68本目の劇場鑑賞
同じ夫に捨てられた二人の元妻が繰り広げるニューヨークを舞台にしたコメディー。ニューヨークを舞台にしているが実はドイツ映画。
ピーク時を過ぎたノルウェー出身のモデル、ジェイド(イングリッド・ボルゾ・ベルダル)はファッションデザイナーへの転身を目指していたがスポンサーでもあった夫のニック(ハルク・ビルギナー)から一方的に離婚を告げられてしまう。慰謝料として残されたマンハッタン、イーストリバー沿いの超高級アパートで傷心の独り暮らしをしながらも目標に向かって奮闘していたある日、ベルリンから前妻のマリア(カッチャ・リーマン)が現れ、部屋の所有権の半分は自分にあると主張して同居することになる。
ジェイド役のイングリッド・ボルゾ・ベルダルは実際にもノルウェー出身の俳優でマリア役のカッチャ・リーマンはドイツ人女優だ。また、夫ニック役のハルク・ビルギナーはトルコ出身ということでニューヨークは多くの人種や民族がゴチャ混ぜに暮らしている大都会であることを象徴的に描いている。
この設定でありそうなストーリーとしては:
元妻の二人は最初いがみ合っていたが段々仲良くなり、最後は二人して元夫にリベンジする、といったところか。
実際のストーリーではジェイドはニックを諦めきれなく、元妻の二人はそれほど激しくぶつかり合うことは無い。最後はジェイドのファッションショーが大成功に終わり、みんなハッピー、という何とも薄い物語だった。
ウディー・アレン作品のようなドタバタ喜劇だと思っていたが声を出して笑えるシーンが無かったのが残念(演出によってはもっと笑えるだろうエピソードが幾つもあった)。二人の性格やキャリアに対しての考えの違いを上手く表現している部分を楽しむ作品なのかな?
評点・・・★★☆ 2.5
『邦題の「ニューヨーク 最高の訳あり物件」は、ジェイドがアパートを早く高額で売ろうとしていたがマリアが色んな手法でそれを妨害した、からきている。原題は「Forget About Nick : ニックのことは忘れよ」、たしかにシンプル過ぎるかな?』
↓予告編


