2020年度 10本目の劇場鑑賞
最近ではなかなかのスリーパーヒット作品として認知していました。
だからこそ、先入観や情報は極力廃して観たかったのですが、同監督のデビュー作〝ヘレディタリー/継承〝 を昨年(一昨年⁉︎)劇場鑑賞してるので、大体の方向性は分かっちゃってた。
自分周辺の映画ファンは軒並み高評価だし、巷でも好評らしいんでかなりの期待の元、勇み足で出かけました(批評サイトは一切見ずに)。
あらすじは書けませんね。
これだけ話題だと書く必要もない(但しネタバレは有ります)。
結論。
ワタシにとっては何の思い入れも、感情移入ももたらさないただのマスターベーション作品にしかうつりませんでした。
あの集団。
一見、オウム真理教やキチガイ新興宗教にしか見えない。
ただ、彼等と違い上層部が暴利を貪っている様には見えないからそれとは全く違うのはわかる。
とすると、未だに残っている局地的民族信仰としか思えないが、今の時代にコレを具現化するのはワタシ個人は違和感と不快感しか残らない。どうしても地下鉄サリン事件を想起してしまう。
フィクションなら何をやっても🆗だけど、そりゃ観る人の価値観で評価が別れますよね。
それでも途中まで悪くはなかった。
丁寧に作り込んだ映像。
シーンの繋ぎのセンス。
変態性やエログロ満載なブラック感。
嫌いどころか好きな部類だけど。
ラスト(特にラストのラスト)にかけてが好みじゃ無さ過ぎた。
冒頭のエピソードこそが重要だと思っていたが、たわいもない男女間不和のエピソード以外の何ものでも無く、彼氏の浮気(厳密には全然違うが)に似た行動であんなオチになるとは全くもってげんなり、、、。
ラストのラストは、ハッピーエンドと見る向きもあるがアレがとにかくワタシはダメ。
アソコまで我慢して、一発逆転ストーリーだったら全然違った。
ワタシにはこう見えた。
①ラストスマイルは続編への伏線か⁉︎ 普通にキモい。
②既にディレクターズカット版販売(公開⁉︎)の予定もあるらしく、そちらに主役のホントの感情が隠されている⁉︎とかありそう。
③公式サイトに、解析ページがあるとか、自らの作品を過大評価し過ぎ。答えがあるなら作品中で見せろ。ないなら観客に委ねろ。
④1回観ただけじゃ気付かない伏線が張り巡らされてるとか、2回3回観させようというアザとい魂胆が見え見え。
そういうところも含めて尋常ならざる不快感。
突っ込みどころとしては、90年に一度の儀式とあらば、あの集団があの高い意識レベルを継続出来るとは到底思えない。何処かの国の様な偏向教育に基づいた上で(それは感じた)、せめて10年に一度とかミドルスパンで慣例化されていなければああはならんだろうよ。
クリスチャンを生贄にするのは、キリスト教への強めの冒涜なんでしょうか(ちなみにワタシは無宗教)⁉︎
スウェーデンならびに北欧諸国の実際の夏至祭への風評被害にはならんのか?とか。
近親相姦により生まれたあの障害者のみが純粋とか無垢とか許されるとか、マジで言ってんの⁉︎ と嫌悪感MAX。
人々の様々な事柄に対する不満のストレス解消や吐け口のひとつにはなってる気がする。
ワタシの様な比較的平和な人間には理解が及ばない。
エロとかそういう事ではなく、道徳心の観点からR18にはすべきかと(自分の子供達には観せたくない作品のベスト3に入る。話題作ってだけで高校生程度は観ちゃうし)。
振り切った描写には一定の評価は必要かと思う。
はじめから万人受けを狙ってはいないだろう。
評点・・・★★★ 3
『酷評してもエンタメとしては良く出来た作品だとは思う。しかし、いかんせん生理的に受け付けない。キャストもほぼ全員が魅力的には映らなかった。絶賛してる方には申し訳ないが、村という閉鎖されたスペースの内側で極端に自分達の行為を美化しただけのメンヘラ集団による悪趣味殺人物語に賛辞は送れない。あくまで個人的見解です。』
