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インドのスラム街の現状とバレエという芸術の難しさ、この二つのテーマを程よくブレンドした心温まる作品。


インド・ムンバイのスラム貧民街の少年2人が、アメリカから来たエキセントリックな
講師から薫陶を受け、夢を実現していく成長物語。

実話。

実話、といっても何故にコレを映画化するほどの価値があるのか⁉︎  

そこがこの作品の主題である。

それだけバレエという芸術を究めるには環境という下地が必要だという事だが。

ピアノなどの楽器と等しく、幼少期からの英才教育が必須。加えて、出自が裕福な家庭である事。
つまり、富裕層として生まれなければチャンスすらも与えられないのだ。
しかし、それは誰もが知る事。

インドというバレエの伝統のない、ましてやスラム街の少年達が奨学金を得てバレエスクールに留学出来るまでに及んだ現実ははまさに夢のまた夢、頬っぺたをつねる出来事であったろう。

その側面として描かれているのは、家族の理解や宗教としての赦しを得られるまでの困難な道のり、努力や幸運や才能と言ったベタな要素まで。

留学が決まっても、ビザがなかなか降りなかったエピソードなどはその際たるもの。

また、それが有力な人物の鶴の一声で翻ってしまうシーンなどは政治色なども少々絡めている。


リトルダンサーのインド版ドリーム叶えました‼︎  でハッピーエンド!

では、あるが、、、

作品としての魅せ方は如何にも凡庸。
恐ろしくもシンプル。

でもしょうがない。
はじめからこういうもんだと思って観た。

こういうハートフルな作品をピュアな気持ちで観れるものだけが楽しめる特権的作品だ。

最後はちょい嫌味っぽくなったかな⁉︎


評点・・・★★  2
『ボリウッド作品はワタシにはなかなか馴染めない。まだコレ‼︎ という作品には出会っていない。現時点では、総じて低めの評価しか出来ていない。そのうち出会えるかな⁉︎』