ルールを守れない

 

これが、ほとんどの場合の負けの理由かもしれません

 

ルールを破らなければ、

 

これだけ世の中にFXで勝つための手法があふれ

 

その情報にいとも簡単にアクセスできるようになっているにも関わらず

 

勝てないのはルールを守れないから

 

 

では、そのルール、どうして守れないのか

 

そして、それを変える、

 

ルールを守れるようになるためにはどうすればよいのか

どのような思考形態に持ち込めば良いのか

 

 

それは、そもそも、ルールを守れる自分がいるのか、を考えてみる、確認してみると良いと思います。

 

私たち社会人で、会社勤めをしている方に限って言えば、そのほとんどの方が、

 

しっかりと、日頃、ルールを守って生きています。

会社に勤めています。

 

なぜなら、ルールを守らなければ、首になりますので。

 

朝、毎日遅刻。

毎日、早退。

毎日、勝手に、自分の好きな仕事だけする

毎日、面と向かって、スタッフに大声で文句をいう

セクハラする、パワハラするなどなど。

 

自由、好き勝手な行動は、誰もが、していません。

 

職場のルールを守っています。

そして、給料をもらっています。

 

なんと、なんと、なんと!!!

いっつも、大抵、ルールを守っています。

 

ところが、これがトレードになると、ルールを守れない。

 

いっつも、いっつも、ルールを守れている人たちが、

トレードになると、ルールを守れないなんて、おかしい

 

と、思いませんか??!

 

私たちがトレードをする理由は、以前にも書かせて頂いた様に、今の幸せを持続もしくは、今より、より、幸せになるためだと思われます(言葉違えど、まあ、外れていないと思われます)

 

要するに、より、自由になりたいのでしょう。

 

トレードの時間は、ある意味で、自由時間です。

別に、トレードなんぞ、しなくてもよいですが、誰に頼まれているわけで無しに、

やっているので、自由でしょう。

 

ところが、この自由を履き違えています。

 

ある、一視点から見れば、私たちの自由とは、「自立」です。

 

そして、この自立は、「自律」と、同義と思われます。

 

人に雇われているときは、ルールを守れるのに、自分が雇い主になるやいなや、

 

ルールを守れなくなるのは、「自由」と「自律」がイコールになっていないからです。

 

 

 

ここが、FXトレードで勝てる様になるか、勝ち続けられるか、負け続けるかの

 

分岐点です。

 

無責任に言ってしまえば、ここだけです。

 

8時30分までに、タイムカードを打刻しなければならない。

1分でも遅れたら、会社員は、遅刻という罰則があります。

要するに、その分給与が出ないという罰則です。

 

トレーダーも同じです。

1つでも違反を犯したら、罰則(負け)です。

 

たまには、誰かの眼をごまかす事ができるかもしれません。

同僚に、打刻してもらおうかなー

 

でも、それもいつまでも続ける事はできず、いずれ有給を使うか、それが無くなれば、欠勤となり、それが続けば、退社になるでしょう。

 

これが、FXでいう、「退場」ですね。

 

 

 

自分が、自分に課したルール。

これを守れるからこそ、自由なのでは。

 

会社でもなく、社長でもなく、同僚でもなく、先輩でもなく、

 

自分が、自分にルールを課すのだから、これが自由でしょう。

そして、それを守るから自立できるのだと思います。

 

会社勤めの方でも、自立されている方は、会社や上司に文句や愚痴を言わないか、

言ったとしても、きちんと周りが納得できるような、説得できるような代替案を提示します。

誰が見ても、誰からも評価されるかたは、自分軸があり、責任も取ります。

 

しかし、たとえ愚痴を言う、陰口、文句、嫌みを言っている会社員だとしても、大抵の方は、ルールを守っているので、その会社に居続ける事はできます。

 

要は、ルールを守ってさえいれば、相場からは退場させられない、とも言えます。

 

ルールを守らされているのか、ルールを守っているか、の違いは、一見、見分けがつきません。

 

 

しかし、どちらの人種だとしても、ルールを守れる能力は、もうすでに、あるのです。

 

 

だから、自分の下僕になれば良いのです。

自分が課したルールを守れば、もう、すでに、自由だったということに気づきました。

 

金曜日も勝ち越しました。

身の丈、コツコツトレードで。

 

 

一白空拝