- 日本企業がサムスンから学ぶべきこと/片山 修
- ¥1,575
- Amazon.co.jp
かつて世界を席巻した日本の製造業は、今なぜ苦戦を強いられているのか。
解決策はあるのか。対極的に日の出の勢いにある韓国サムスンと比較しながら
日本企業復活へのヒントや手がかりを探るべく
著者が自身のブログに日々書き綴ってきたジャーナリストとしての試みが
本書誕生のきっかけである。
05年以来、サムスンへの豊富な取材体験をもつ著者だからこそ語れるサムスンの凄みと
そこから学ぶべき教訓として挙げているのが、例えば次の3点
1.リスクを恐れない果敢な設備投資
いくら日本が企業再編で規模拡大しても、「逆張り経営」を学ばねば活路は開けない。
2.国内企業にこだわらない業務提携
「純潔主義」にとらわれず、強く、魅力ある企業との連携こそ生き残りの条件と悟るべき
3.グローバル人材を育てる地域専門家制度
外国人の頭数を増やすだけでは、成果は期待できない。
私が思うに
日本の製造業の本音としては
かつて日本の電機メーカーの下請けに過ぎなかった三星電子如きに
学んでたまるかというプライドがあるように思います。
しかし現実問題として
液晶テレビ、スマホでもはやサムスンに勝てないのは事実
日本が得意そうなスマホでも
日本のメーカーが束になってもサムスンの世界的シェアに及ばないのはなぜか
かつて日本の製造業が世界を席巻したとき
アメリカはプライドを捨てて日本の製造業の強さの秘密を研究分析したと言います。
歴史は繰り返すと言いますが
今こそ日本の製造業もサムスンに学ぶべきでは
私が学ぶべきと思うのは
やはりそのデザインを軸にしたブランド戦略
GALAXYの投入で
私の三星電子に対するネガティブイメージは払拭されました。
今、欧米ではブランド価値において
ソニーよりサムスンがまさっていると言います。
商品がコモデティ化する時代にあっては
ガラパゴスのような高機能、多機能より
わかりやすい「デザインの洗練」の方が多くの支持を得るのでしょう
マーケティングを含めて
日本の製造業はやはり一からブランド構築を見直すべきなのでは
アップル製品が支持されるのは
その先進性、ユーザビリティもさることながら
やはりその洗練されたデザインが支持されている余地も大きいと思います。