予算管理制度は一朝一夕にはできない。 | 株式公開支援 ブログ

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予算の見方・つくり方〈平成21年版〉/小笠原 春夫
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株式上場に向けて


予算管理体制を整備する場合


それまで予算管理が実行されていないと


定着には一定の時間を要します。



経営企画等の特定部門が


予算を編成し


これをもって毎月、予算実績差異分析を報告すれば


体裁としての予算管理制度が存在すると言うことは可能ですが



予算編成と統制に関する業務が


個別の部門で行われていなければ


それは厳密な意味で


予算管理が実行されているとは言えません。



単に実績とそう大きく乖離しない予算が組まれ


会社全体としての予算実績差異が論じられているに過ぎないからです。


極端な話


個別の部門長が自部門の予算を知らないということもあります。



規模にも拠りますが


予算は原則として積み上げ方式に拠るものであり


予算実績差異分析は個別の部門において行われ


その総和として会社全体の分析が行われるべきものです。



特に規模が大きくなれば


全体の分析だけでは会社の実態は把握できません。


予算と実績の差異を厳密に把握するためには


予算編成や統制に関する業務を個別の部門で行う必要があります。


しかし経験のない部門長に命じても


すぐにはできません。


制度概要と目的を理解してもらうための教育研修が必要です。


また予算管理業務の標準化も必要です。


この定着化のプロセスを経て


その会社に適合した予算管理制度が出来上がります。


従って一定の時間を要します。


一年やちょっとでは無理です。



予算管理は単なる事務作業ではなく


予算管理に関わるすべての人がその目的と手順を理解して


はじめて予算管理制度が存在し、機能していると言うことができます。







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