株式上場準備を本格的に進めるに当たっては
主幹事証券を決めることが必要となります。
主幹事証券とは、有価証券の発行に際して、発行業務の中心となる会社で
複数の幹事証券の中で、通常最も多くの数量を引き受けます。
株式上場準備においては、
主幹事証券の公開引受部の指導、助言の下、準備作業を進めることとなります。
主幹事証券の選定については、
おそらく複数の証券会社から提案を受け、決めることとなりますが、
選定のポイントは、上場実績と申請会社の株式上場に対する協力姿勢で判断すべきです。
大手ほど指導は厳しいと言われますが、
上場適格の体制整備のためにはむしろ厳しい会社の方が好ましいでしょう。
IPOバブルの折は、安直な株式上場を請け負う会社もありましたが
そうして上場した会社の多くは現在惨たる状況です。
下方修正を繰り返すなどして市場の信認を失い
取引もなく何のために上場しているのかわからない会社が多くあります。
くれぐれも拙速の上場を勧める会社を主幹事には選ばないことです。
