市場原理とともに
普遍化したのが浅薄な合理主義で
それはだいたい「目的のためなら手段を選ばない」という考えを是としています。
これは学歴によらず
高学歴でも汚染されている人間は、それが正しいと思い込んでいます。
実際問題として
手段を選ばない勝利至上主義は一時的な成功はおさめますが
永くは続かないというのが定めです。
しかし歴史に学ばず
倫理や哲学と無縁の人にはそれがわからない。
かくして
目的のためなら
浅ましい手段もいとわない。
自分さえよければ他人のことは知らないという人が多くなりました。
ベンチャーの若い経営者の中にも
こういう考えに汚染されている人は多い。
そんな考えに支配された経営者のベンチャーが
一時の勢いを借りて
株式上場などを志向されてはたまりません。
こうした考えの傾向まで
上場審査では問われるものではないし
必要ないという考えもあるでしょう。
しかしはたしてそうなのか
古来、日本人は
そういうプロセスを軽視した浅ましい行為を嫌ってきました。
品性のかけらもないまねはおよしなさいよ
結果さえよければいいという考えは
他の国に任せておけばいい。
INTEGRETY(品格)まで
上場審査で問うものではないし
株式公開支援を業とするものが
そこまで顧客に要求するのは
僭越かもしれません。
しかしこれはポリシーの問題でもあるので
私は支援の一環として
問うべきと考えています。
