このブログを始めて痛切に感じるのは
新興市場や株式公開というものに対するネガティブ・イメージの普遍化です。
これは想像以上のもので
おそらく市場関係者等の当事者は正確に認識していないのでは?
株式公開支援を業とする私ですら
認識していなかったのですから
市場関係者であれば尚更でしょう。
これはおそらくライブドアショック以降
普遍化したイメージが深く広範に浸透したためと思われます。
拝金の権化のようなホリエモン
そして相次いだ粉飾等の不正経理
反社会的勢力のマネーロンダリングの場と化した新興市場
市場関係者にすれば
これらは一部の人間が行ったものと言うかもしれませんが
一事が万事
市場によく通じていない人から見れば
金がすべてという連中が
汚い手を使って大金をせしめた不道徳な場所ということになります。
だからまともな投資家は
新興市場から手を引きました。
証券業協会等の報告書によれば
それなりの問題意識はあるようですが
それもはたしてどこまで厳正にとらえているか
市場から怪しげなプレーヤーの退出を強制し
肯定的な評価が一般化するような努力をしないと
新興市場や株式公開が
ニュービジネスの孵化器として機能することは期待できなくなります。
グリーン・エコノミー等のニュービジネス等の創出が待たれるといっても
成長の機会を提供する場が
怪しげでは、それも空疎なお題目です。
株式公開に関わるものとして
自分や自社が胡散臭げに思われるのは心外であったし
信用の失墜は当事者が考えるレベル以上のものです。
一般論として当事者や政策当局には、少しばかり危機感が足りないと感じています。
