シーズあるいはアーリーステージの会社を経営する経営者にとって
企業風土の形成に関し
大事なことの一つに
規律ある企業風土、カルチャーの形成というのがあります。
これは私が経験から学んだことですが
創業期の会社というのは
規律ある風土の定着まではなかなか手が回らないものです。
そうすると中に
社会的常識を守らない人間が出てくる。
勤怠等に関し自己管理ができない人間が必ず出てきます。
最初は守っていたのに
様子を伺いつつ、どこまで許容されるかはかりながら
次第にルーズになっていく。
そうするとそれを見ていた周囲の人間も
ここまでは許されるのかと同調します。
若い企業には口うるさい年輩社員などいないのが普通なので
それが次第に企業風土として定着していく。
私も訪問した会社で
社員が喫煙室で延々と話している風景を見て
「なんだ?この会社は?」と思ったことがあります。
若い企業はどうしても数字が欲しいので
社内の規律など後回しにしがちですが
一度定着したゆるい空気というのは
いつしか企業風土にもなりかねません。
そしてそれは後からの修正が難しい。
後から厳しくすると
今まではそれでよかったはじゃないかと
子供じみた不協和音が発生します。
だからこそ経営者は
たとえ嫌われても社内の規律に関しては
口うるさく言わなければいけない。
自発的に守る社員ばかりならともかく
そういうことはまず期待できないので
やはり企業風土の定着を意識して取り組んでいく必要があります。
誰が訪れても恥ずかしくない雰囲気、企業風土でなければ
当然、株式公開など望めません。
オーナー経営者であれば
自分の会社をゆるい空気のいい加減な会社にはしたくないはずです。
