相場低迷で新興三市場は、1月末から
上場廃止基準の時価総額を引き下げましたが
東証マザーズは今年度中にも上場廃止基準を大幅に厳格化すると言われています。
これは本来、上場に値しない企業の退出を促す意味で
実効のある施策ですが
一面、新規の上場数も激減すると予想されます。
株式上場支援を生業にする私としては
歓迎できない状況ですが
反面、正しい施策は厳正に行うべきという考えも持っています。
あれだけ反社会的勢力の関与の排除を上場審査の基準にしておきながら
怪しげな会社が跋扈する現状を招いたのは
何が原因だったのか
これについては今後も継続して言及しますが
とりあえず現市場から
おかしな企業を強制的に退出させることが緊急課題です。
反社会的勢力の収入源、常軌を逸した資本政策が繰り返される限り
まともな投資家の市場として機能することはないでしょう。
おかしな企業の退出を促す施策は、目指す方向として正しいと思います。
相場低迷に絡み
上場廃止基準を緩和するなど
この期に及んで弥縫(びほう)策を弄するのかと
暗澹たる気持ちになりましたが
少しは正常な道を志向する動きが高まってきたことは評価に値します。
