10/29~11/04 の公演記録 | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

■10/29

□「秋の夜長にコンサート」

ピアノ:塩谷翔さん
ソプラノ:佐藤友美さん、ピアノ:小林優香さん
ソプラノ:比護彗子さん、ピアノ:馬場睦さん
チェロ:山内睦大さん、ピアノ:四方田真優さん
ピアノ:小林優香さん
ピアノ:馬場睦さん

音大や新大音楽科を在籍中もしくは卒業されて、かつ平成生まれという若手の皆さんの演奏会。
もちろん、皆さんの演奏のクオリティは非常に高いですね。

中でも特に素晴らしいと思ったのはソプラノ比護さん。
歌唱力だけではなく、所作振る舞いに非常に品があって余裕すら感じさせますね。

私が比護さんの演奏を観るのは1年ぶりくらいなのですがどんどん進化しているな~、という印象です。

お見事でした。

(スタジオA 800円)

■11/2
SFageさん旗揚げ公演「月の憧れ ~短編SF集~」

「若く、無口な夫人」
渡部貴将さん、小熊香織さん、市井優さん

「キャトルミューティレーション」
高田遼太郎さん、小山恭平さん

「月の憧れ」
吉田真由子さん、宮川飛鳥さん

この日に演者としてもご出演の小山さんが立ち上げた「SFage」の最初の公演。この団体名は「SF」×「Stage」だったり、「SF」+「age」ということのようですが、とにかく「SF」にこだわった団体さんなんですね。

この日もSFらしく、ちょっと不思議な世界観の短編集を3編。

短編らしく展開も早いですし、時間があっという間でした。

個人的好みとしてストーリー展開とか、セリフまわしに「あら???」と思わないわけでもありませんでしたが、それは今後への期待です。

(えんとつシアター 1000円)

■11/3
□三浦一馬キンテート2018

バンドネオン:三浦一馬さん
ヴァイオリン:石田泰尚さん
ピアノ:山田武彦さん
コントラバス:黒木岩寿さん
ドラムス:石川 智さん
エレキギター:岡本和也さん

とにかく男っぽくてかっこよい演奏でした。
前半がガーシュイン、後半がピアソラ特集でしたけど、それぞれの曲とこの五重奏の相性がバッチリですね。

非常に楽しく聴かせていただきました。

そしてやっぱり三浦さんが目立つのは当然ですが、同等もしくはそれ以上に石田さんの存在感は抜群ですね。

「組長」というかちょっと危ない見た目だったり所作ではありますが、そこから奏でられる音色は非常に美しい。さすがとしかいいようがありませんね。

(りゅ~とぴあ 会員価格 2000円)

□Harmonia Autumn Live Tour

バスクラリネット:伊佐瞳さん
ピアノ:斉藤伸宜さん

私がこのお二人の演奏を観るのは今年の2月以来、約8ヶ月ぶり。
その回がデュオ結成の記念ライブだったと思うのですが、そこからお二人はもう各地で大活躍ですね。

某イタリアンレストランでの演奏だったり、県外各地のジャズフェスなどにも数多く参加されています。ただ、私はそういった演奏をなかなか観る機会がなかったのでこの日は非常に楽しみにしていました。

駅南のモンクスさんは完全に満席でしたし(当日立ち見で入られていた方も何人かいらっしゃったようですね)、
アルコールをいただきながら、小粋でかっこよい音楽を楽しみました。

伊佐さんのトークが非常に親しみやすいのは相変わらずですが、ジャズのスタンダードだったりお二人のオリジナルだったり、いろいろ楽しまさせてくれますね。

また伊佐さんは全曲暗譜での演奏。そういったこともあって演奏姿もかっこよいです。

夜のバーでジャズを聞きながらお酒をいただく。楽しい時間でした。

(MONKS MOOD JAZZ CLUB 1500円)


■11/4

□東響ロビーコンサート

ヴァイオリン:土屋杏子さん
コントラバス:安田修平さん

30分強という非常に短い時間ですがいつも非常に濃い演奏のロビコン。この日も見ごたえ充分です。

特にコントラバスの安田さん。

オーケストラなどでは低音で支える役目がほとんどのコントラバスですがこの日はデュオということで思いっきり前面に出てきていました。

コントラバスをあんなに派手に演奏するのを観る機会は相当レアだと思いますね。貴重な機会でした。

(りゅ~とぴあ 無料)

□「ショートストーリーを聞いて楽しむ催し」

朗読:高橋景子さん(劇団第二黎明期)
ストーリー:江尻晴子さん(中央ヤマモダン)
協力:近藤真咲さん(中央ヤマモダン)

ロビコン後、会場の可児さんへ。
ランチを済ませてしばし待ち。ただ、やっぱり真っ昼間ですがアルコールが欲しくなってちょっとしたカクテルをオーダー。

そんなこんなしているうちに開演となりました。

基本は江尻さん作のなんともナンセンスなコントというかショートストーリー3本「助ける」「学び」「なつく」を、高橋さんが極めてマジメに朗読するというものなのですが、これがまた非常にクオリティが高いです。
話の面白さと語り口のギャップがよく、つい笑ってしまいますね。

これだけで充分ライブとして成立しますね。

ただ、そこは劇団だったりコント集団に所属している皆さん。

「公開録音」というシチュエーションでお笑いネタを突っ込んできます。
これがさらに満足度プラスアルファとなっていましたね。

私はこういった形式のライブは初めてでしたけど非常に面白かったです。時間も40分くらいでもっと聴きたいと思いましたけど、まあそれくらいがちょうど良いんでしょうね。

(可児さん 500円)