03/31 第14回 新潟市ジュニア教室 スプリングコンサート | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

新潟市ジュニア邦楽合奏団
新潟市ジュニア合唱団
新潟市ジュニアオーケストラ教室

毎回非常に楽しみにしているジュニアの教室のスプリングコンサート。
前日ちょいとお酒を飲みすぎて二日酔い気味ではありましたけど、この公演を逃すわけにはいかないと出陣。

幸いなことに非常によい天気で白山神社の梅も満開。桜はつぼみだな~、なんてしているうちに体調も回復。入場待ちの列に並びます。
開場20分前くらいですが、現時点では列はまだ片道でフライヤーの展示があるなかの中盤くらい。まあこんなものでしょう。ただ開場直前にはず~っとさらに伸びて折り返して私の横くらいまで来ていましたね。
いいタイミングで並んだということでしょう。

開場し、そそくさと2階サイド寄りの好みの席を確保し、ロビコンに備えて急いで3階へ。関係者カメラさんは何人かいらっしゃいましたけどまだまだ余裕。ほっと一息。
 

無事正面を確保。正直、本公演の席は多少遅れても段差もあるし問題ないのですが、ロビコンは後ろは全然見えないですからね。

そしてロビコン開演。

恒例のファンファーレから始まって、各教室が2~3曲ずつ。
なんだか普段のロビコンに比べて、演奏が始まっても全体のざわざわ感が収まらなかったような気もしますが、そこはロビコンですからやむ無しというところ。

いつも思いますが、ロビコンといいつつ素晴らしいクオリティで、もっとたくさんのお客さんに見てもらうには本プログラムに含めたらいいのでは? なんてことも思ってしまうのですが、ロビコンがなくなったらなくなったでやっぱり私も文句を言ってしまうんでしょうね(笑)。

邦楽合奏の「恋」の2台の筝による細かくも綺麗な音色が印象的でしたし、
 

オケもどれも素晴らしいですが、中でも弦楽合奏、それも特に低音のコントラバスが非常に綺麗に良く響いていたな~、と、
 

合唱はもうどちらも素晴らしいとしかいいようがありません、特に最後「Pia Jesu」、美しかった。

ロビコンだけでもおなかいっぱいというか、満足感で一杯です。
そんな満足感の中、座席に戻って開演です。

2階席から座席を見渡すと、1階中央の最前方、および1階の左右のエリアは各ジュニア教室のメンバ用の席になっていましたね。
控え室代わりかもしれませんけど、他の教室の演奏を観るのもとても貴重なことだと思いますし、いいことだと思います。
 

そして客席も2,3階のステージ側の席には若干空きもありますけど、万遍なく埋まっていますね。確かにこの公演はこれくらい埋まって当然ですし、埋まらなくてはいけないです(笑)。

まずは邦楽合奏。
初級合奏もしっかりしていましたけど、やっぱり「中・上級」合奏の「風と光と大地のうた」。メンバもぜひやりたかった曲ということでしたけど、いかにも「邦楽合奏」というか和っぽくもありますがそれだけでなく力強く、さわやかで、打楽器系のアクセントもいいですね。
 

今回は第1楽章だけでしたけど、夏の定期公演では全楽章演奏を予定とのことです。これはぜひ聴きに行きたいですね。ジュニア邦楽の定期演奏会は県コンの本選と日程がかぶることが多いのですが(今年も確か同日だったはず)、悩みどころではありますが今年は県コンは一旦抜けて邦楽かな~、なんて今から考えています(笑)。
 

最後の鯨岡さん作の曲もときどき聞きなれた民謡が聞こえてくる素敵な曲でした。良かったです。

あと団長さんの「邦楽教室に入ると絶対に幸せになります!!」という挨拶というか勧誘も印象深かったです(笑)。


休憩なしでステージの転換が行われたあとはジュニア合唱。
毎年趣向が凝らされた演目が楽しいですけど、今年は「音楽室の風景」としてNコンの課題曲特集。

なんだか聞き覚えのある曲とまったく知らない曲は半々くらいでしょうか。

今回はNコンということで王道の「合唱」に特化して、いつもの楽しい振り付けなどは最後の1曲だけ。個人的にはちょっと寂しい感じもしましたけど、その分合唱の素晴らしさを堪能できました。

全員での元気のあるのもよし、上級者だけの美しいハーモニーも素晴らしいです。

もちろん少人数のアンサンブルもよいですけど、全員で100名を越えて、上級者だけでも50~60人という大所帯の迫力が味わえるというのも新潟市のジュニア合唱団ならではですよね。

そして最後の「あたまの上に空」では楽しくも元気な振り付けで楽しませていただきました。


普段の練習から上級生と下級生がペアで練習しているということもあるのでしょうけど、このペアとなっているパフォーマンスを見てもやっぱりおっさんはなんだか感動してしまうんですよね(汗)。

あとは素朴な疑問ですけど、このペアは普段の練習からある程度固定されているんでしょうかね「師匠と弟子」みたいに、、、それとも毎週の練習ごとに組み合わせは変わるのかな? なんてことも思ってしまいました。


休憩後はオケ。
まずはA合奏。A合奏とは思えないしっかりした演奏でしたけど、特に最後の「ラ・クカラーチャ」。ラテンの音楽でノリよく、お祭りっぽく楽しく演奏していました。

オケのポジションもばらばらに入り乱れた感じになって、立って演奏するメンバも。そしてラテンの象徴ともいえる(笑)マラカスを持ったメンバは演奏しながら指導の本間さんに促されるようにステージ前方に出てきたり(ちょっと恥ずかしそうな感じを見せるのも初々しいです)、そして最後には元気良くみんなで「Hey!!」というような掛け声も。

こういった演出はジュニアオケでは結構珍しいのではないかな~、なんて思いつつ、こういうのもいいよな~、と。

そしてB合奏。指揮者が永峰大輔さんに変更になって初めての公演でしょうか。実際に結構若いと思うのですが、指揮っぷりも非常に若々しくキビキビした印象を受けます。

それが演奏に反映されているようで、非常にシャープでキレのよい演奏という印象を受けました。

軽騎兵序曲も非常に良かったですし、「ガイーヌ」もなかなか聴いて面白いということは演奏するほうは大変な曲だと思うのですが、いい演奏でしたね。

小太鼓も非常に頑張っていましたし、ピッコロも印象的でしたし、サックスの甘い音色も素晴らしかったし、各楽器それぞれ印象的ですしもちろん全体としてもまとまりがありましたね。
。。。でもあとから確認するとサックスは賛助の鷹田さんだったんですね、それなら納得です。


最後のコーナーは合唱とオーケストラの合同ステージ。

ソロも素晴らしかったし、最後の全メンバ260名くらいがステージ上に並ぶ姿は壮観です。やっぱりジュニアの各教室は新潟市の「宝」ということを実感しますね。

今年もありがとうございます&夏の定期演奏会もまた楽しみです。

最後の最後、コンミスさんが礼をしたあとに、オケのメンバが周囲のメンバと握手を交わす場面も。
一般のオケではよくあるというか当然の光景ではありますが、ジュニアでは随分と新鮮に感じられました。

私が気にしていなかっただけで、今までも見られた光景ですかね(笑)。

(りゅ~とぴあ チケットは出演者の保護者さんからいただいてしまいました)