フルート:市橋靖子さん
ピアノ:川崎祥子さん
お二人の映像と音楽のコラボのライブ、今回が記念の10回目。
ちなみに私はここまで皆勤賞(笑)。
開場時間ちょいすぎくらいにスタジオAへ。持ってきた年間パスポートで入場。今年1年お世話になりました(笑)。
すると入場時にプログラムとなんだか面白いものを受け取ります。
なんだか折り紙みたいですけど、なんだろう? と思っていたら、スタジオ内で説明の動画が放映中。指示通りに折っていくと、公演内でも使うという扇子になるそうです。
ということで、初級編→上級編と2度挑戦して無事完成。こういうのはつい夢中になってしまいますね(笑)。
ほどなく開演時間となり、お二人が登場。川崎さんはサンダル。川崎さんらしいです。
前半は過去9回の総集編。それぞれの回の内容、写真を振り返りつつ、1曲ずつ演奏。こうやってまとめて観ると、バラエティに富んだ内容だな~と改めて感じます。
また演奏する曲目がプログラムに記載されており、曲間に説明が加わるというのも通常の演奏会ではごく普通の光景ですが風景旋律ではかなりレアかなと。
そしてなんといっても市橋さんと川崎さんのお二人の掛け合いで、笑顔あふれる進行がいいんですよね。ホントにお二人の世界、風景旋律ワールドです。
そんな中前半最後がスキマスイッチの「全力少年」。
市橋さんが応援している学生さんのめでタイ報告もありましたけど、その際にはほっとしたのか市橋さんも涙を浮かべるような場面もありましたけど、演奏は盛り上がりました。
この曲のときに「開演前に作成した扇子をおもいっきり振って盛り上げてください」ということで、お客さんとして来ていたチェンバロ笠原さんも引っ張り出されたりして会場全体で盛り上がりました....(汗)。
まあ、個人的には扇子がちょっと小さくって、音とか風もちょっと小さかったかな、と思わなくもなく、ひょっとしたら折らずに1枚のピラの状態で振った方が、音もするし風も起きたかなという気もしますが、まあそこはそれ「扇子」の状態で振ることで一体感が生まれたのでしょう(笑)。
そして休憩時間には10thということで、ロビーでジュースの振る舞いもあったりして。(これは1月のユーフォルビア10周年のときにもありましたね)
休憩後の後半は初心に帰るということで、第1回目でも題材に取り上げた佐渡の自然がテーマ。別途小学校などでも訪問演奏を継続しているということで、そこでも使われている動画、そして選曲でしょうかね。
今後も大切にしていきたい佐渡の自然の様子を見ながらゆったりとさせていただきました。また選曲もジブリも多かったですし非常に親しみやすい選曲という印象。
ただこちらはプログラムにも曲名の記載はないですし、演奏中も説明はなし。通常営業ですね(笑)。
風景旋律の10周年の区切りとなる、振り返りと初心と記念碑的な演奏会でした。
そして新たなるスタートとなる第11回はちょうど1年後。川崎さんの心の故郷「アフリカ」がテーマだそうです。
川崎さんは今年久しぶりにアフリカに帰省されるそうで、新作の写真がたくさん見れそうですね。また楽しみにしています。
(スタジオA 記念価格当日1000円ですが、年間パスポート使用)