02/24 新潟オーボエ協会 第29回発表会 | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

新潟オーボエ協会の皆さん

開場時間ちょいすぎくらいにスタジオAへ。
既に結構お客さんもいらっしゃっていましたね。また開演時間前には追加で椅子が準備されていました。
チケットなしの無料公演ということもあり、お客さんの数も事前に予想、把握しづらいんでしょうね。

渡辺茜さんの司会で進行していくのも恒例ですね。

前半は小学生から大学生までのソロが4名。

高橋さんはまるで歌っているかのようなとっても華やかな音色を奏でてくれましたし、

山崎さんはまだオーボエを始められて1年経っておらず、ソロで演奏する機会は初めてということをおっしゃられていて、見ていても非常に緊張されているのが見えましたねぇ。


最初はなかなか音がでなかったのですが、伴奏の小林さんがなんどか促して音がでてからは非常に素直な音色でした。
でも、やっぱりこういった楽器って普段聴いているだけだとなかなか実感できませんが、音を出すことすら難しいんのだな~、ということを改めて感じさせられました。

松井さんはバロック音楽らしく、息が長く非常に繊細な音色でしたし、

前半最後の古俣さんは今までも何度か聴かせていただいたことがありますが、音大に進学されてさすがだな~、という演奏ですね。
なかなか難しそうな曲だとは思うのですがそう感じさせないというか、演奏姿とか雰囲気とか、既に貫禄すら感じさせてくれますね。お見事でした。

後半はオーボエ2本の演奏から始まって、徐々に編成が大きくなりつつの演奏となりました。

堀井さん姉妹は細かいテンポでなかなか合わせるのが難しそうな曲でしたけど、息の合った楽しい演奏でしたし、

阿部さんと川又さん、そしてピアノの坂井さんで2本のオーボエのための協奏曲。
オーボエ同志の掛け合いもたのしく、そこにさらにピアノの絡んできて非常に楽しい音楽でしたし、

吉田さんと潟響のお仲間さんでの木管五重奏。ちょっと前の潟響の室内楽演奏会でも演奏した曲ですが、また会場も変わると響きも違って面白いですね。皆さんお揃いの潟響Tシャツもおしゃれでした。

そして最後はメンバが全員揃ってのサウンドオブミュージックメドレー。
オーボエおよびコールアングレ、そして賛助のFgも含めると30名を越えていました。

オーボエって元々個性的というか結構強い楽器だと思いますが、それが集まってまさしく大迫力。
なんだか音を耳から聴くのではなく身体全体で受け止めるような、そんな感じがしてしまいました。

オーボエ奏者が30名以上集まっての演奏会。「オーボエ協会」という中心となる団体があること自体が貴重なことだと思いますし、発表会が29回も継続しているのも素晴らしいです。
今後ますますの発展を祈っています。

(スタジオA 無料)