指揮:河地良智さん
ヴァイオリン独奏:川畠成道さん
新潟大学管弦楽団の皆さん
よろっとローサでのアスタリスクさんのお笑いライブのあと、しばし時間を調整したあとにりゅ~とぴあへ。到着したのはちょうど開場時間ころ。
なかなか長い待ちの列ができていましたけど、入場開始後もすぐには並ばすに空いてきたことに入場。最初は2階のサイド寄りの席を確保していましたけど、なんとなくのきまぐれで今日は3階で聴いてみようかな、という気がして3階へ。
3階でしばし待っているうちに開演となりました。
なんといっても今日の目玉はヴァイオリン独奏の川畠さん。
これだけのビッグネームが大学オケのソリストに参加というのもすごいですよね。卒業生の中には自分も参加したいと思った方は多いのではないでしょうか。
今回は第54回の定期演奏会とのことですが、創立が今年で90周年だそうです。そういったところからも今回の招聘ということになったようですね。
まずは「魔団の射手」序曲からですけど、最初からなかなかいい演奏だと思いました。次のスコットランド幻想曲、そしてメインのチャイコの5番への期待もますます高鳴りました。
その後、ソリスト用のスペースが作られて、指揮台の目の前にハープが運び込まれてきました。
そして本日の目玉、川畠さんが登場。
しっかりと舞台を踏みしめるかのような堂々とした演奏スタイル、そして非常に激しくキレのある演奏ですね。時に情緒豊かに、時に軽快に、時に激しく、さすがでございます。
バックのオーケストラも非常によかったです。こんな演奏が大学オケの公演で聴けるとは完全に予想外。
ソリストアンコールは無伴奏の非常に技巧的な曲。曲目はメモするのを忘れましたけど、繰り返しますが、本当に大学オケの公演とは思えない内容です。
休憩後はメインのチェイコの5番。
ここまでも非常にいい演奏でしたけど、これも期待を裏切りません。
クラリネット、ホルン、オーボエ、ファゴット、トランペットなどなど、管楽器のソロも美しく決まっていましたけど、なによりも弦楽器のまとまりがよいというか非常に厚みを感じられていいな~、と思いました。
大学オケといえばメンバの入れ替わりも激しいですし、メンバの多さもあって曲ごとでも出番のある/なしがあるとは思うのですけど、そんなことは感じさせませんね。
新大オケ全体として非常にレベルがあがっているんだな~、ということを実感させられました。
ソリストアンコールもあったし、最後もこれで終了かな、と思ったらアンコールにワルツの曲が演奏されました。また、河地さんには花束が2つ渡されましたけど、そのうち一つはホルンの学生さんに渡されていましたね。納得です。
18:30開演で終了は21:00頃。時間的にも内容にも非常に満足です。
(りゅ~とぴあ 前売り700円)