10/29 東響交響楽団 第103回新潟定期演奏会 | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

東京交響楽団
指揮:ダニエル・ビャルナソンさん
ヴァイオリン独奏:神尾真由子さん

チンクエフェスタの薫風之音さんを途中で切り上げてりゅ~とぴあへ移動。

開演10分前くらいに到着。自分にしてはかなりぎりぎりな感じ。でも、座席等は把握しているのでそこはまあなんとか大丈夫。

短い時間の間にプログラムを改めて確認すると、今日の1曲目「ブロウ・ブライト」は指揮者の「ダニエル・ビャルナソン」さんの曲なんですね。今頃気づきます(汗)。

それにしても金曜の夜から結構歩き回って体はへとへと。公演順が逆(東響→古町イベント)だったら、元気なうちに東響を聞いて、疲れたあとの古町イベントは気楽に、、、という感じでいいんですけどね(笑)。

まずはビャルナソンさん作曲の「ブロウ・ブライト」。現代曲ではありますが、その割には結構聴きやすい感じ。打楽器、金管が面白い音色を奏でますね。なかなかいい感じでした。

その後は(私にとっての)メインの神尾さんソロでショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲。純粋にすごかったです。もちろん曲のイメージもありますけど、超絶技巧で休む間もないですし、超攻撃的という印象を受けます。

これはいくら身体が疲れているといっても、自然と目が覚めて神尾さんに注目せざるを得ませんね。

とにかくかっこよかった。さすがだな~、と。

またアンコールもお見事でした。メインが超絶技巧の忙しい曲だったし、ソリストアンコールはゆったり目の曲かな? なんて思っていたら、これまたメインに負けないくらいの曲。改めて「すごい」の一言です。

また、神尾さんの雰囲気というか佇まいも印象的というか「女王様」の貫禄たっぷりという感じなんですよね。お辞儀も恭しく、舞台袖との行き来は大またで堂々と。よく演奏後に舞台袖に戻るときには観客席に向けて軽く会釈をする方も多いとは思いますが、神尾さんは正面を見据えてスタスタと(というように私には見えました)。そういったところも私にとっては新鮮な感じでした。

ただ終演後のサイン会(私は貧乏なので参加せず、ちょっと遠めに見たくらいですが)に出てきた神尾さんはちょっと小柄で親しみやすい感じもしました。やっぱりステージ上では別人格というか全然違うんですよね。


休憩後のメインは「シェエラザード」。正直もう身体も耳も脳も疲れてしまって、さらにはお隣の席の方も休憩時間に帰られて座席的にも余裕(元々通路に面した席だったので両脇フリー状態)だし、のんびりとリラックスして聴かせていただきました。
 
ときおり、コンマスのニキティンさんとかいろいろな楽器の素晴らしいソロが聴こえてくるな~、なんてことは考えますけど、とにかくまったりと聴かせていただきました。

東響公演のメインでこんな聴き方をするのは贅沢すぎますが、たまにはいいでしょう(笑)。

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