07/22 ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ 全曲演奏会 第1回 | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

ヴァイオリン:廣川抄子さん
ピアノ:石井朋子さん

記事にするのが遅くなりましたけど、先週の土曜日に表題の演奏会に行ってきました。

3年間(予定)かけて、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタを全10曲演奏するという意欲的なプログラム。

正直言えば、私自身はベートーヴェンのヴァイオリンソナタといっても、聴いたことがあるのは(聴いたけど記憶にないものは省きます(汗))、「クロイツェル」と「春」くらいですし、世間一般での知名度としてもこの2曲が群を抜いているのでは? と思います。

 

また廣川さんの演奏は今まで何度も聴いたことはありますけど、どちらかというとトリオなどでの演奏で聴くことの方が多く、ヴァイオリン+ピアノというシンプルな編成で聴いたことはないのでそういった面からも楽しみにしていました。

本日のプログラムはヴァイオリンソナタの1,6,2,7番。
知名度2強の曲は含まれて居ませんが、その分初回ですし4曲ということでしょうか。全10曲をどう組み合わせて公演にしていくか、というのもなかなか難しいのでしょうね。

開場時間ちょいすぎくらいにだいしホールへ。いつもの前よりの席を確保です。

定刻どおりに開演。廣川さんはオレンジの鮮やかなドレス、石井さんは黒をベースにした大人っぽいドレスですね。お二人ともに雰囲気は違いますが、大人の美しさという感じですね。

演奏する姿もどちらかというと大きな動作はなく、落ち着いた感じではありますが、そこから奏でられる音色は力が感じられていい演奏ですね。私自身は目を閉じてじっくりと聴かせていただく時間が長かったように思います。

また、石井さんのピアノは力強く太い音という印象でした。そんなお二人の調和する音色、存分に楽しまさせていただきました。

前後半、ソナタを2曲ずつ。公演時間にしてちょうど2時間くらいでしょうか。演奏後も予想はされていましたけどアンコールはなし。まあこれだけのボリュウムですからアンコールなしも当然というかそれで満足です。

第2回はおおよそ1年後とのことですが、また楽しみにしたいですね。

(だいしホール 2500円)