06/17 朝からクラシック vol.10 | いぽぽぽぱんぱのブログ

いぽぽぽぱんぱのブログ

主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

ピアノ:小林浩子さん

前日夜の田村さんと小林さんのライブから大体12時間後くらいでしょうか。再び可児さんへ(笑)。ついでに言えば、前日と同じ席に着席です。さらに言えばお隣さんには同じお客さんです(笑)。

小林さんは既にリハーサル中。

可児マスタ特製のモーニングをいただきつつ開演を待ちます。
今日はごろごろ野菜とアボガドのサラダと、デザートにプディングですね。美味しゅうございます。

ただ、食事をしながらしばらくすると、演奏予定にないバッハなどいろいろな曲が次々と。既にリハーサルというよりはウェルカム音楽というか優雅なバックミュージックですね。
 
6月ですが梅雨入り前で天気も良く気持ちのよい朝です。
そして、恒例の可児さん名物の柱時計が時刻を告げて開演。

この日はフランスに関連する作曲家の特集。

さわやかなサティから始まり、
リストでは落ち込んだときにでるため息ではなく、美しいもの、あこがれるものを見とれるときのような「ため息」を表現し(笑)、
ショパンでは日本人が苦手としている3拍子のワルツも華麗に聴かせてくれ、
ラベルでは陽気でありつつも、ちょっとさびしげなピエロを表現してくれました。

また、ラベルでは中盤で店内のエアコンで楽譜が飛ばされて床に落ちてしまう、というアクシデントもありましたけど、そんなことはなかったかのように平然と弾ききっていました。こういうのを観るとやっぱりすごいな~、と思いますよね。

楽譜もあったほうが安心なんでしょうけど、当然のように暗譜でも弾けるという。

そして、演奏後には、そんなアクシデントもちょっとしたジョークのネタにして笑いをとるという...お見事です。

いつもながら、トークも演奏も、そしてモーニングもおいしい朝のひと時でした。

(ドクター可児 1000円 モーニングつき)
 

まったく関係ありませんが、可児さんに向かう途中にみかけた猫。
やっぱり猫をみると、つい写真を撮りたくなってしまいます。ちょうどこっちを向いてくれたところが撮れたので。
 

モーニングと次回(8/12)の予告。ソプラノ熊谷さんがゲスト出演のようですね。
 

さわやかな演奏でした。