04/28~30 ラフォルジュルネ新潟2017 | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

ラフォルジュルネ新潟が今年も開催されました。私も3日間りゅ~とぴあ近辺に行ってきました。

■事前に

チケットは初日のオープニングコンサートのチケットは結構早めに購入しましたが、2日目、3日目は交流ステージのタイムスケジュールが出てから購入することに。
その結果、最終的には2日目の2公演購入。3日目は特に交流ステージで聴きたい人が多くそちらに入り浸ることに(笑)。

■初日(4/28)

□オープニングイベント/オープニングセレモニー

・今年もオープニングイベントにNegiccoがでてくるかな~、と期待していたけどそれはなし。どうやらNegiccoはツアー中のようですね。残念。でも、「ラフォルジュルネ新潟」というアナウンスでちょこちょこと声が流れていましたね(笑)。

・去年はオープニングイベントはお客さんが少なかった記憶がありますけど、今年は結構集まっていました。良かったよかった。

・ジュニアオケのリアルタンゴに合わせてのダンス。生演奏に合わせるというのも大変だと思いますけど、素晴らしかったです。

・ユリアンナ・アヴデーエワさんのショパン。姿勢も美しいし、凛としてさすがの貫禄。これを聴けただけでも充分お得。

□本公演111
 指揮:ディナ・ジルベールさん
 オーケストラ:シンフォニア・ヴァルソヴィア

・オープニングコンサートの前には古町芸妓さんのパフォーマンス。新潟らしい趣向です。

・本公演の幕開けはベートーベンの7番。非常に優等生的なさわやかな演奏という感じ。指揮者のディナ・ジルベールさんが予想よりも小柄なのに驚く。ただし指揮は迫力あり。

■2日目(4/29)

午後から会場へ。

□本公演213
 フルート:上野星矢さん
 ピアノ:ユリアンナ・アヴデーエワさん
 指揮:ディナ・ジルベールさん
 オーケストラ:シンフォニア・ヴァルソヴィア

・座席はパイプオルガン前。購入が遅れたこともあり普通の席は空いていないだろうな~、と思っていたら、そんなに満席というほどでもなく3階正面も結構空いていましたね。ユリアンナ・アヴデーエワさんのピアノは狙い通り非常に良く見えましたけど、上野さんのフルートはどうしても聴きづらい&見づらい。わかっていたことですけど。もっと空き席状況を確認して3階正面にすればよかったかな、と。

・ただ、演奏はどちらもやっぱり素晴らしい。こんな組み合わせの演奏が一度に聴けるのもラフォルジュルネならでは。

□本公演214
 ヴァイオリン:辻彩奈さん
 指揮:ディナ・ジルベールさん
 オーケストラ:シンフォニア・ヴァルソヴィア

・前日に急遽出演者変更が発表になった辻彩奈さん。いろいろ大変だったと思いますけど、若く気合があふれる非常にシャープな演奏。個人的にはこういう演奏は大好きなので出演者変更全然問題なし。

・ただ座席が1階の右側、前よりだったのですが、辻さんと指揮のジルベールさんが被ってしまい辻さんがよく見えないことが多々。クラシック演奏会には良く通っているわけですが、いまだに読みが甘いです(笑)。

□交流ステージ

・演奏途中でもお客さんの出入りがあるのは仕方ないですけど、全体的にお客さんは結構入っていましたね。なによりです。

・この日の注目はマスタークラス。去年は当日になってから受講者が田口さんということが判明して驚きましたけど、今年は事前に発表されていました。ある意味予想通りで去年の県コン大賞の高橋さん。講師は今回のラフォルジュルネ新潟でラストの公演にも出演されるアブデル・ラーマン・エル=バシャさん。なかなか貴重な機会です。

・去年のマスタークラスはなんというか作曲者が表現しようとしているもの(苦悩とか痛みとか喜びとか)の解釈についての指摘も多かったと記憶していますけど、今回は比較的直接的な指導が多かったような。でも、両手の演奏で「フルートとバスーンの2本で演奏しているように」というアドバイスなんかは音楽をしていない人間にしてみたら「どうしたらいいんだ?」と思ってしまいますね。

・清心中学・高校のハンドベルやジュニア邦楽など、ある程度どんな演奏なのか知っている出演者も多いですけど、「ロストックの風」のトランペットとピアノという組み合わせは新鮮でした。

■3日目(4/30)

11時くらいに会場へ。
この日はチケットは購入していなかったけど、やっぱりラストの公演には行こうかな、ということでチケットボックスへ。
そうすると当日販売ということで座席は自動選択。その結果、あたったのは2階のサイド、それもピアノが見づらそうな方。おそらく前日の状況からも空席はまだありそうだし、カウンターも混んでいなかったので変更できないか確認したら「このカウンターではできません」とのこと。ということで一旦キャンセル。

その後、時間をおいて改めて購入にいったら、最初は同じような席に当たってしまったけど、今度は「希望はありますか?」と聞いてくれたので、3階正面席を確保。ラッキーでした。

□本公演314
ピアノ:アブデル・ラーマン・エル=バシャさん
 指揮:ディナ・ジルベールさん
 オーケストラ:シンフォニア・ヴァルソヴィア

ラフォルジュルネの最終公演。3階正面ですがお客さんも少なくかなり快適(汗)。集客的には残念ではありますけど個人としては居心地がよくてラッキー。「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」はピアノソロかと思ってしまったのですが、オケとピアノ編曲もあるのですね(というかこちらがオリジナルですかね)。途中でオケが参加したときにはちょっとびっくりしました。さすがの貫禄ですね。

□交流ステージ、その他
昼間は交流ステージおよび、13時からのフランス協会さんによる人形劇なぞを楽しみました。

・人形劇はお子様向けですけど、小山さんのソプラノソロとか小黒さんがピアノで出演されるということもあって鑑賞。小山さんの歌声は本当に聴きやすくって心地よいですね。素晴らしい。また小黒さんが非常に楽しそうにピアノを弾いているのを見るのもちょっと新鮮です。また観客のお子様の反応がいいですよね、楽しい公演でした。

・交流ステージはこの日も実力者がたくさん。ピアノ淺香さんにギター植木さんに、フルートデュオの高橋さん仲野さんなどなど。また団体でも中央高校やジュニアオケなど。レベルの高いステージが続きますね。そんな中、サックスカルテットJGさんに関しては予備知識ゼロだったのですが、聞いてみれば「あ、これはプロだな」というのはわかりますね。実際CDも発売されているそうで、お見事でした。


■全体的に
・ちょっと風はありましたけど、天候にも恵まれかなりにぎわっていました。ただ、有料チケットの販売の実績にはちょっと心配な感じもしますね。能楽堂や音文、燕喜館での公演は完売の公演もありましたけど、今回はホールでの公演は一つも完売(それも「残数わずか」にも)の公演は一つもなかったような。私が観た公演も3階席は正直「がらがら」といっていいレベルでしたし。

・交流ステージはかなり充実していたように思います。個人的には中学高校生くらいの地元演奏者さんにもっと出場機会をあげてあげたい気もしますけど、今回くらいの出演者数だと仕方ないのかな~、と。

・ラフォルジュルネ本体は終わってしまいましたけど、関連イベントはクラシックストリートも含めてまだいくつかありますね。また楽しみにしたいと思います。

(りゅ~とぴあ)

 

 

会場近辺が花で飾られるのもいつものことですね。

 

 

確認したところ、交流ステージはフラッシュを使わなければ撮影OKとのことでしたので。

2日目:ロストックの風

トランペット:渡部遥さん
ピアノ:品田真彦さん
 

 

2日目:マスタークラス

講師:アブデル・ラーマン・エル=バシャさん
受講者:高橋萌香さん
 

 

 

3日目:お子様向けの人形劇ですが、小山さんのソロもありました。

(撮影OKか確認しませんでしたけど、結構撮影している方もいらっしゃったので。スマホで)

 

人形劇エンディング。非常ににぎやかで楽しいです。

 

3日目:サクソフォンカルテットJGさん

 

3日目:フルートデュオ

高橋由美さん、仲野享子さん

 

3日目:淺香みのりさん

 

3日目:植木和輝さん

 

3日目: Heptachord さん

ソプラノ:熊谷真梨子さん

ピアノ:吉井愛貴さん