04/08 新潟市政令指定都市移行 10周年記念行事 | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

第1部:記念式典。お堅いお話メイン

 

第2部:記念ステージ
市民ステージ
 LFJ新潟スペシャル市民オーケストラ
 新潟市ジュニア合唱団
 新潟中央高校ダンス部
 新潟南高校ダンス部

ゲストステージ
 奥村愛さん(Vn)、山本貴志さん(Pf)
 Negicco

 

司会:伊藤聡子さん

 

新潟市が政令指定都市になってから10年の記念イベントです。

私自身は観覧募集の事前申込みに外れてしまったのですが、知人が2人分で当たったのを1枚いただき無事入場。開場時間ちょっとすぎくらいにりゅ~とぴあ着。


今回は1階と2階正面は招待&関係者席。今回はNegiccoも出演ということで、可能だったら1階前方に席をとってみようかなと思っていましたけど、まあ仕方なし。2階のサイドに席を確保して開演を待ちます。

開演時間にはさすがにお客さんがいっぱい。

 

かつ、1階はスーツというかお堅い男性がたくさん。普段の公演とはさすがに違う雰囲気ですね。

 

以下、感じたことを箇条書きで。

 

■記念式典
・パイプオルガン席前には日の丸と新潟市旗が掲示されています。いかにも公式行事という雰囲気がありますね。ただ、その周辺に白い球体も。あれはなんのオブジェ?

 

・篠田市長のおよび来賓さんの挨拶。その中で横浜市長がNoismに触れていました。ご自身でNoism2の練習風景を見学もされたようで、こういうカンパニーを新潟市がバックアップしていることを高く評価していました。なんだかうれしいですね。でも、篠田さんも芸術関連には非常に熱心ですし、こういうのって、上に立つ人によっていろいろ変わってしまうんだろうな~、と。新潟は恵まれているんだろうな、と。

 

・ちょっと気になったのは1階の関係者、あとはおそらく市の職員さんもいらっしゃると思うのですけど、ごく少数ですけど、篠田さんの式辞だったり来賓祝辞のときでも非常にだらしない人(寝ている、姿勢が悪い、スマホチェックする などなど)がいるのは気になりますね。2階からだとよくわかるんですよね。市の公式行事だし30分くらいなんだし、もっとしっかりしようよ、と。


・また3階席には書記さん? みたいな人もいらっしゃいました。さすが公式行事ですね。さらには(たぶん)同時通訳していると思われるアナウンスも。姉妹都市や友好都市からの来賓さんも結構いらっしゃいましたけど、なかなか珍しいかな、と。

 

・ジュニア合唱団の市歌、市民歌の合唱もありましたけどやっぱりいいですねぇ。

 

■記念ステージ
・LFJ新潟スペシャル市民オーケストラ。有志というかいろいろな団体が集まるというのもお祭りっぽくてよいですし、特に高校生など学生さんも含まれているというのがいいですよね。今回は曲ごとにコンマスさんが入れ替わる感じになっていましたけど、最後のジュニア合唱とのコラボ「Believe」では、中央高校生がコンマスの位置に。こういうのもいいですよねぇ。

 

・オケとジュニアオケのコラボ「Believe」。非常に良かったですけど、この曲はちょっと前のジュニア教室のスプリングコンサートでも最後にジュニアオケと全員で合唱というコラボをしているんですよね。さすがにそちらの感動にはかなわないな、と(汗)。

 

・ただジュニア合唱は第一部もちょっと出演がありましたけど、ジュニア合唱単独での演目も欲しかったな~、とは思ってしまいました。

 

・中央高校と南高校のダンスパフォーマンス。どちらの高校も個性的で素晴らしい。本当に最近は新潟だけでなく全国的に「ダンス」というものが一般的というかメジャーになりましたよね。一昔前はかなりマイナーだったと思うのですけど。また、両校のコラボの演目「BANZAI」もアクロバティックな動きもたくさんで盛り上がりました。個人的には今回のイベントではこのダンスが一番楽しかったです。

 

・奥村愛さんと山本さん。さすがの演奏ですよね。特に山本さんのピアノの美しさが印象に残ります。また「ヴィエニャフスキ」さんの曲というのは決してメジャーではなく、こういった記念イベントではもうちょっと聴きなじみのある曲を選択するのが王道かなとも思いましたけど、非常に軽快で楽しい曲ですね、お二人の熱演でした。「ヴィエニャフスキ」さんはポーランドの作曲家ということですけど「ポーランドの魂を伝えるピアニスト」と呼ばれている山本さんに敬意を表しての選曲なんでしょうね。

 

・Negicco 登場前には会場前にはチラホラとネギライトを点けるお客さんも。そんな中Negiccoの3名が登場して、トーク&ライブステージで3曲。新潟の魅力、今後の提言などに関するトークも慣れたテーマでもあるでしょうけど、ちょこっとユーモアを交えてさすがです。

 

・ライブは3曲「サンシャイン日本海」「光のシュプール」「ねえバーディア」。最新シングルがなかったのは意外でしたけどあまりはっちゃけた感じになりすぎない程度の王道のアイドルソングを選曲という感じでしょうか。個人的には興味本位で「圧倒的なスタイル」とかやったらどうなるんだろう? とも思いましたけど、さすがにね(笑)。

 

会場も普段とは違う雰囲気だったとは思いますけど、手拍子を促したり盛り上げるのはやっぱりさすがですね。古町どんどんはいつも大盛況ですし、落ち着いて? Negiccoを観ることができるのも貴重でした。

 

■全体的に
ステージ上には手話通訳の方がいらっしゃるのと同時に、出演者の挨拶、会話などを記述してスライドで表示も行われていました。なかなか凄い技術というかワザだな~、と思いましたね。


耳の不自由な人にはクラシックや合唱はどうしても楽しさが伝わりにくいとは思いますが、ダンスやNegiccoは音なしでも充分たのしめたのではないかな、なんてことも思ってしまいました。

 

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