2/18,19の土日でいろいろ観てきまして(笑)、ブログ記事にするのがたまってしまっていますが、地道に。。。
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可児さんでの朝からクラシックを観たあとは、県民会館で開催されていた新大の書道科の卒業展示をみたりして時間を調整したあとで、ヤマモダンさんの公演「サイレントバーン」を観に蔵織さんへ。開演15分くらい前に到着。今回の会場は2階ではなく1階の蔵なんですね。
既に結構な席の埋まりの中、席を見つけて着席です。
出演:山本康司さん、美濃麻実子さん
出演:田村剛一さん(新大落研)
原作・演出:シダジュンさん(劇団第二黎明期 主宰・劇作家・演出家)
脚本:江尻晴子さん
今回は原作が劇団第二黎明期さんの作品ということでしたが、経験の浅い私はもちろんそれは観たことはありません。そういう状態で今回ヤマモダンさんの「サイレントバーン」を観させていただきました。
まずは、率直な感想としては単純に面白かったですね。
原作は別としても、なんとなくヤマモダンさんらしい勢いとちょっととぼけた感じというか、さすがだな、と。
また、照明が非常にうまく使われていたのも印象的でしたね。
通常の場面と内面の表現をうまくきりかえていました。こういうのもタイミングというかうまくあわせるのも大変なんだろうな、と。
あとはなんといっても、3人のキャラクタがそれぞれ非常に個性的で魅力的なのが一番ですね。かなり狭い空間で制限が多い会場だとは思うのですが、場面転換というか切り替えをうまく演じていたと思いました。
ただ、ちょっと疑問だったのは、私は「ヤマモダンさんらしい」と思ってしまったのですが、それはどこまで江尻さんの脚本でどこまでが原作なのか? というのは気になってしまいましたね。
ひょっとしたら、私は既に山本さんをみてしまうと、なんても「ヤマモダンさんらしい」と思う身になってしまっているのかも(笑)、なんてことも思ってしまっているんですよね。
さらに後でツイッターなどで他の人の感想をいくつか観ていると「感動した」というようなツイートもいくつか。
正直言えば、もちろん今回の演目は私は先入観を持って「コメディ」ということを前提にしてみていたということもあって、もちろんストーリーとして「いい話」の部分もあるのですが、私はどちらかというと「そう来たか」的な見方をして、最初から「感動する」という心構え(というんも変ですが)ができていなかったんですよね。なんというかコメディ9に対して、いい話1、という感じで...
ひょっとしてまったく予備知識なしで観ていたら、また違った受け止め方をしていたのかもしれないな、、、、なんてことを思ってしまいました。
いろいろ書きましたけど、個人的には面白かったのでそれでヨシです。
ヤマモダンさんと蔵織さんのコラボも1年でいよいよ3月が最終回。
そして3月は1年間の総集編として今までのネタのいいとこドリだそうです。
3/12(日)は午後イチから夜21:00くらいまで。途中で休憩や入れ替えなどもありますが、上映時間を決めてフェス形式で上演とのこと。さらに予約不要、入場無料の出入り自由形式になるようです。私もいろいろ見逃したネタもありますのでまた楽しみにしたいですね。
(ギャラリー 蔵織 1000円)