02/05 石井朋子さん ピアノサロンコンサート | いぽぽぽぱんぱのブログ

いぽぽぽぱんぱのブログ

主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

石井朋子さんのピアノサロンコンサート。

ドビュッシー:「子供の領分」よりグラドゥス・アド・パルナッスム博士
モーツァルト:トルコ行進曲
ショパン:エチュード「革命」
久石穣:千と千尋の神隠しより「あの夏へ」
スクリャービン:ピアノソナタ第4番
(珍しく、プログラムも記載してみました)

ヤマハさんのグランドピアノサロンで時々開催されているサロンコンサート。
もちろん一般の人も入場自由ではありますが、やっぱり主なターゲットはお子様とかヤマハ教室のお客さん、というのはわかってはいます、、、、が、石井さんのピアノが至近距離で聴けるという誘惑には勝てずに予約して行ってきました。

自分の記録を確認してみると、ヤマハさんのサロンコンサートを観るのは2015年6月の小黒さんのサロンコンサート以来2回目です。

開演の25分くらい前に到着しましたが、開場は15分前ということでしばしチラシ&展示されている楽器を見て時間をつぶす。(まったくそういう予定はないけれども)私が演奏できるとしたら小中学校で習ったリコーダーかな~、なんて事も見ていて思いますが、単にリコーダーといってもいろいろ種類があって目移りしてしまいますね....とか、しているうちに時間となり入場。

ちょっと気を使って(汗)、一番奥最後方(とはいっても充分至近距離ですけど)に席をとります。

座席も30席程度ですが、定刻にはほぼ満員。見渡すと、小さなお子様連れが5~6組くらいでしょうか。残りが一般のお客さんという感じ。やっぱり私みたいに石井さんの演奏を聴きたいという人は多かったと見えます。

濃青のドレスの石井さんが登場。
お子さんもいらっしゃいますし、サロンコンサートですからトークを交えての進行。

それにしても、最前列のお客さんは手を伸ばせばピアノに触れることができるくらいの距離ですし、素晴らしい音響&迫力。もちろん石井さんの演奏はいうまでもなくお見事です。非常に贅沢なコンサートですね。

曲目も聞きなじみのある曲も多く、非常に楽しめました。

ただ、やっぱり最後のスクリャービン。石井さんといえば「ロシア」というイメージがありますけど、非常に良かったです。前半の静かでちょっと物憂げな感じと、後半の一転して鮮やかに飛んでいるかのような勢いのある対比が素晴らしいです。

※ただ、小さいお子様の中にはプログラム終盤ということもあってか、前半の静かな辺りでちょっと集中しきれなくなったのか足をぷらぷらさせたりする子も(笑)。まあ、仕方ないよね....と、微笑ましくみていました(笑)。そういうのも含めてお子様には貴重な機会だと思います。

トータルで30分くらい、非常に素敵なサロンコンサートでした。
ありがとうございました。

(YAMAHA グランドピアノサロン 無料 事前申込み)