副題が「ピアノソナタからベートーヴェンを聴く」とあるように
すべてベートーヴェンで
・ピアノソナタ5番
・ピアノソナタ14番「月光」
・ピアノソナタ29番「ハンマークラヴィーア」
個人的には初めてのピアノソロの演奏会。
演奏会に通い始めたころは、基本は吹奏楽など学校やアマオケの
定期演奏会的なものがメインだったけど、
最近はいろいろなものを聴き始めています。
なかなかすばらしかったです。
ゆ~っくりじっくり聴かせる部分と、
テンポよくどうやったら指があんなふうに動くんじゃ~、と思わせる
部分と、息をのむ感じですね。
演奏者の栄長敬子さんは、かなり有名な方らしく、
もう何年もこういったピアノリサイタル的なことを継続していらっしゃり、
今年もこれからいくつかの演奏会が予定されているそうです。
3曲目の「ハンマークラヴィーア」は約40分の大曲。
ひとりで40分間演奏し続けるというのは、どれほどのパワーを
使うものなのかと、ちょいと感動しました。
栄長さんは見た目、淡々と弾いている印象(頭とか体がぶれない感じ)
ですが、演奏には非常に引き込まれる感じでした。
---
アンコールはなし。
今回の演奏会の趣旨で「ベートーヴェンのピアノソナタ」だから、
他の曲を弾くのも変だし、かといってもう1曲というのもアンコールには
重すぎるということでしょうかね。
それとも、こういったソロの演奏会はアンコールはないものなのでしょうか。
そんなことも知りません(汗)