07/21 ソプラノ柳本幸子さんコンサート | いぽぽぽぱんぱのブログ

いぽぽぽぱんぱのブログ

主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

~蕗谷虹児と日本歌曲の夕べ~

事前にちょいと確認したときには、既に前売り券は完売。
当日券発売は数枚のみとのこと。

最初はあきらめようかな、と思ったけど、
やっぱり行きたくなり、3時前まで仕事をした後で新発田へ向かう。

駅から会場までちょいと迷って、本来15分くらいで到着のところ、
30分近くかかる。

会場は普段はギャラリー(蕗谷虹児記念館)のところに、
椅子を並べたもの(70席くらい)

会場設営準備中のところ、改めて「当日券ありますか?」
と確認すると、「座れないかもしれませんが、それでもよければ」。

「それでも良いです」と購入。

開演時間までしばし会場(蕗谷虹児さん記念館)を見学したあと、
開演直前にいくと、当然ほぼ満員ではあるけれども席の空きが
ないわけでもない。

許可をとった上で座る。まあ、立ち見でも良かったけどね。

柳本さんのコンサートは5月にも1回見ているけれども、
そのときには柳本さんのソロではなく、
私も柳本さんの知識はまったくなしでした。

でも、そのパフォーマンスに感動し、また聴きたいな、と思っていたものでした。

最初は挨拶代わりの「アヴェマリア」
その後に、今回のコンサートのメインテーマである「蕗谷虹児」に
ゆかりのある日本の歌、およびフランスの歌をやく15曲くらい。

普通の童謡(たとえば「かごめかごめ」とか)も柳本さんが歌うと
本当に芸術作品のように聞こえてきます。

歌声で会場を支配している感じがするし、
心地よく支配されている感じです。

また、柳本さんの立ち居振る舞いが気品がある、というか
観ていて気持ちが良いです。

途中に蕗谷虹児さんに関するトークを交えたり、
詩の朗読をしたりと1時間半くらいでしたか。

よく、初回の印象が強い場合には2回目には期待が強すぎて、
受ける印象としては「あれっ」となることが多いですが、
今回はやっぱり「いいものを観た」という満足でいっぱいです。

当日券にかけてよかった(笑)。