アモーレ・マルーの皆さん
ソプラノ:風間左智さん
リコーダー:丸山友裕さん
バロックフルート:水島あやさん
ヴァイオリン:井口歩さん
チェロ:瀬高伸一郎さん
チェンバロ:笠原恒則さん
編曲:アリアス・ゴイヤーさん
音文練習室を抜け出して燕喜館へ移動。早めに移動したこともあり時間的にも座席的にも余裕を持って到着。
配布されていたプログラム詳細をいただいてさらりと眺めてみると、ひときわ違和感のある演目が...「膀胱結石手術之図」 頭の中に「?」がいっぱいになりつつ(笑)開演を待ちます。
時間となり誰もいないところから、お一人ずつ楽器を演奏しながらのご登場。
挨拶がわりの即興演奏からスタートです。なかなか工夫がこらされています。
が、工夫がこらされていたのは最初だけではなく、30分間通じて(というかちょいと時間オーバーして40分くらいだったと思いますが)お祭りらしい楽しい演出がいっぱいでしたね。
バッハのG線上のアリアでは途中から曲が変わって酔っ払った風間さん(笑)が登場して盛り上げますし、鳥の鳴き声をテーマにした曲も面白かったですが、
やっぱり一番は「膀胱結石手術之図」。
まさかとは思っていたのですが、本当にそういう曲があるのですね(汗)。
なんでも縛り付けられて、痛みに耐えつつ手術を受けて、最後の最後には全快する、というような曲らしいのですが、ナレーション付きでなんとも不思議というか面白い曲です。
演奏が終わってもまだこんな曲があるとは信じきれず「パロディ曲なのでは?」なんていう疑惑が残っていたのですが、自宅に戻ってから検索して調べてみて「有名な曲」ということを確認してやっと納得しました(笑)。
最初から最後まで非常に楽しい公演でした。
(燕喜館 15:00 開始 フル鑑賞)
酒瓶を持って歌う風間さん