02/27 Live@ドクター可児 川崎さん、坂井さん | いぽぽぽぱんぱのブログ

いぽぽぽぱんぱのブログ

主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

ピアノ:川崎祥子さん
ギター:坂井崇人さん

このお二人のライブを観るのは去年 9/15 のデュオ結成1周年記念ライブに続いて2回目です。

今日は秋葉区での大谷さんやスタジオAでの越友楽道さんなどもあり、どこにしようか非常に悩ましかったのですが、前回の非常に楽しいライブが印象に残っており(実際に2015年での印象に残った演奏会ベスト10に含めていましたし)、またあの雰囲気を味わいたいな~と思い、選びました。

あとは、【万が一】ですけどライブが早く終わればスタジオAでの越友楽道さんに途中からでも行こうかな、なんてことも考えていました。(このライブが17:30開演、越友楽道さんが19:00開演)。

結構早めにお店に到着したのですが、もう何人か先客がいらっしゃいます。ママさんが気を使っていつもの場所(カウンターの奥の方)を確保してくれていましたが、「今日は写真も撮りたいので...」と無理言って座席を移動。お二人を横から観れる場所をキープし、ビールとつまみの料理を注文。普通なら飲み始めるにはまだ早い時間ですが気にしません(先週はもっと早かったし)。

決して広くはない店内ですがいっぱいのお客さんの中、お二人が登場です。

普段なら最初の1曲はトーク抜きでいきなり演奏開始とのことですが、冬場は寒くって手が温まるまでお待ちください、と、川崎さんのトークで場をつなぎつつ、「千本桜」でスタート。また、千本桜は後半でもちょこちょことアドリブの中に組み込まれていました。なんだか自由すぎます。

前回もそうでしたけど、お二人の自由きままなトーク、そして、アニメの主題歌(新潟では結構マイナーだと思いますが)だったり、お二人それぞれのオリジナル曲だったり、非常にバラエティに富んだ楽しい内容でした。

演奏もやっぱりすごいです。お二人の抜群の演奏テクニックと、なんといっても予想の付かないアドリブの融合です。イメージとしてはいたずらっ子お二人がお互いをちょっかいを出し合っているような、独特の空気感があります。

ホントにお二人自身が演奏を楽しんで、その楽しさを観客が受け取って会場全体がハッピーになる、という感じでしょうか。

お二人らしい素敵なライブでした。
終わってみれば20時を過ぎていました。休憩時間込みではありますが2時間半を越えて3時間近く。時間は長かったかもしれませんが、それを感じさせない素敵なライブでした。本当に楽しかったです。

もしかしたら越友楽道さんも、、、というのはやっぱりありえない話(笑)でしたね。


演奏曲の中には、お二人のオリジナル曲、さらに川崎さんの新作「そら、ふかく」という曲もありました(本邦初公開)。
「ブルーダイビング」という、珊瑚とか魚を見る目的ではなく、ただ海にもぐって青い海を感じる(そうすることによって、逆に魚などが寄ってくるらしいです)、
というようなダイビングがあるらしいですが、(曲名は空ですけど)、自然大好きな川崎さんらしい曲だな~、という印象ですね。


坂井さんの目の前の席には、ご自身もギターをやっているのであろう若者男性が座っていましたが、ちょっと様子を見ると(悪趣味ですみません)、坂井さんの演奏を食い入るようにず~っと見ていましたし、休憩時間や終演後などもいろいろ質問等していました。坂井さんはそれに丁寧に応えて、さらには使っていたピックもプレゼントしていましたね。
外見もそうですけど中身も男前です。


ひとつだけ残念だったのは、今回のライブのチケットには、それぞれの楽器を逆にして、ちょいとぎこちなく演奏している(風の)写真が使われていた(笑)のですが、お遊びでこのライブでもピアノ坂井さん、ギター川崎さん、という曲があるかな、と期待していましたが、さすがにそれはありませんでした。当然といえば当然ではありますが、ちょっと残念(笑)。

また、そのチケット写真を撮影された方がお客さんの中にもいらっしゃって、川崎さんのトーク中にお名前も紹介されたのですが、「お名前を聞いたことがある&お顔も拝見したことがあるような、、、」と記憶をたどると、以前にコンチェルトさんで川崎さんとのインストアライブをされている 神田さんでした。
川崎さんと神田さんのデュオもまた観たいな~、なんてことも思いました。

(ドクター可児 2500円)

トークも演奏も非常に楽しい雰囲気でいっぱいです。