越友楽道さん
チェロ:根津要さん
チェンバロ:笠原恒則さん
メディアシップの20階の展望台でのコンサート。
一昨年の夏から始まって、去年の冬、夏、そして今回と既に4回目になりますね。
毎回楽しみにしています。
今回の2016冬のシリーズはチェロの根津さんとチェンバロの笠原さんのお二人で「越友楽道さん」で幕開けです。
チェンバロの笠原さんは毎シリーズ連続出演を継続中ですね。
また、このシリーズで演奏者が男性だけなのは初めてでしょうか。
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ちょいと早めに18:00過ぎくらいに会場へ。
まだリハーサル中でした。リハーサルではピアソラさんの曲も演奏していたのですが、
配布されているプログラムには予定にない...ということで、なるほどこれはアンコール用かな??なんて(笑)。
開演時間につれお客さんもたくさんですね。
天気も雨ですが、この時期の新潟は雪にならないだけヨシですよね。
定時にスタート。基本的には笠原さんの安定の司会進行です。安心感がありますね。
曲もバロックをメインに、途中にジブリの曲が挟まれたりしましたが、
今回はやっぱりチェロの根津さんの演奏の迫力がすごかったですね。
もちろん、チェロの優しく、全体に溶け込ませるような音色を響かせるときもありましたが、
動きも非常に激しく迫力満点で、「お~すごいな~」と思わされますね。
武士をイメージさせる根津さんらしい演奏という印象です。
ただ、会場のメディアシップは当然のごとく専用のホールでもなんでもないので、床も段差がついておらずフラットですから、後ろの方で座っている方は音は聴こえてもお姿は非常に見づらかったのでは? と思うんですよね。チェロは座っての演奏ですし。
まあ、だからこそ私も早めに会場に行ってよく見える場所を確保しているわけですけど...
もし、演奏姿が良く見えずにちょいと欲求不満になった方はこのお二人の公演は来月にも予定されていますので、そちらもぜひどうぞ(笑)。
シリーズの最初を飾るにふさわしい見事な演奏だったと思います。
ただ、アンコールは予想が見事にはずれてピアソラではありませんでした。時間がなくなったのかな?
来週以降も真冬のクラシックは続きますが、今シリーズはいかにもクラシックというような固い感じではなく「楽しい音楽」を聴かせてくれる皆さんが揃っているように思います。これからも楽しみにしたいと思います。
(メディアシップ 20F そらの広場 無料)
来月2/27の越友楽道さんの演奏会