11/14 ~ 11/23 の演奏会 | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

ここ最近、演奏会には今まで通り通っているのですが、
情けないことに、ブログを書く気力というか気合がなかなかでないのです。
時間は充分あるのですが(汗)

とりあえず、せめて記録と簡単にだけでもちょっと書いておこうかと。

演奏会通いは楽しいし今後ももちろん行きますけど、
ブログ記事は今後はどうなるかわかりません。

■11/14 第50回新潟県音楽コンクール 受賞者コンサート

ピアノ:田口侑果さん
ヴァイオリン:野村彰汰さん
ソプラノ:吉田早穂さん
ピアノ:田中健太郎さん
クラリネット:丸山瑞生さん

今年の県コンに上位受賞者のコンサート。
高校生から大学生の若い皆さんの素敵な演奏でした。

私自身の先入観(汗)もあると思うのですが、
コンクール当日と全然違う印象を受けたのが大賞の丸山さん。
非常に堂々とした自信にあふれた演奏に感じました。

みなさん今後のご活躍を非常に楽しみにしています。

お客さんも完璧に満員ですし、開場後もおそらく当日券で実際の入場者の状況しだいということだと思うのですが、しばらくロビーで入場待ちの方もいらっしゃいましたし、最終的には後方に折りたたみ椅子まで追加されていました。

素晴らしいことです。

(だいしホール 前売り 800円)


■11/14 第70回 新潟室内合奏団演奏会

指揮:松川智哉さん

ハープソロ:山宮るり子さん
ファゴットソロ:エリックメスマーさん

協奏曲が2曲に交響曲という贅沢な公演でした。

ハープの山宮さん。いかにもハープというか華やかな女性的な印象の演奏でした。
ちょっと前の「グザヴィエ・ドゥ・メストレ」さんの演奏も興味深いものでしたけど、
今回はハープの王道の音を聴いたという感じがしました。

ファゴット協奏曲も面白かったです。
ファゴットの音は木管の優しい音ではありますが、曲調によってちょっと不安にさせるような感じもして、新鮮というかファゴットの普段と違った一面をみた感じがしました。

また、曲の楽章がわかりにくく、プログラムでも3楽章の曲(らしい)ですが、
普通に聴いていると2楽章に聴こえて、終演後にしばらく拍手がおきず、指揮の松川さんとエリックさんがほっとして握手をするような所で大きな拍手が起きました。
もちろん、私もひっかかりました(笑)。

メインのスコットランドも良かったです。
松川さんはお若いですが、この曲は完全暗譜で指揮をしていました。
暗譜での指揮って普通では無いとは思うのですが、そんなに珍しいことでもないのでしょうかね。

(りゅ~とぴあ 前売り 1000円)

■11/21 品田真彦さんピアノリサイタル

ピアノ:品田真彦さん

品田さんはもう新潟で大活躍なだけに、この公演が初めての主催でのソロリサイタルというのが意外でした。

どの曲も熱のこもった素晴らしい演奏でした。

毎度のごとく素人の戯言ですけど、
なんというか、決して派手な感じはしないですけど、
それぞれの曲に対して真摯に向き合った結果が表現されている、というか、
そんな感じがするんですよね。

演奏者によっては、独自の解釈というかアレンジというかちょっとした遊び的なこと演奏もありで、それはそれで魅力ではあるとは思うのですが、
品田さんはそういうのを抜きにしてひたすら正直に演奏しているというか、、、
そんな印象を受けました。

それであれだけ感動を覚えるというは自分でも正直驚きです。
素晴らしいリサイタルでした。

(だいしホール 前売り 2000円)

■11/22 第97回 新潟交響楽団 定期演奏会

指揮:松沼俊彦さん

どの曲も指揮の松沼さんの指揮と一体化した非常に盛り上がる演奏でした。
松沼さんは演奏後、指揮棒をおろすと息が上がるというか(笑)、ぐったりするのを隠さないのもなかなか面白かったです。

確かにあれだけアクションの大きな指揮をすれば疲れるよな~、と、私なんかは単純にそう思ってしまうのですが、周りのお客さんからはちらっと「ステージ上にいるうちはもうちょっとしっかりすればよいのに(笑)」なんていう声も聞こえました。
なるほど、そういう見方もあるのか、なんてことを思いましたね。

メインの「展覧会の絵」。こちらも各楽器のソロもよかったし、終曲に向けた盛り上がりもすごかったです。個人的にはこの曲はどちらかというとCD等ではオーケストラよりもピアノで聴くことが多かったので、そういった各楽器の違いだったり、全楽器での盛大な盛り上がりというのは、やっぱりオーケストラならではだな~、と実感しました。

また、展覧会の絵ではオケでは珍しくアルトサックスが参加しているということで、特に注目していたのですが、当然ですけどいい音が響いていました。特に最後の最後に音が消えていくところがなんともいえない美しさでした。

ただ、それサックスが主役でないところもちょいと注目していたのですが、私が見ていた限りだと目立つところ以外は全く吹いていないように見えました。
最終章の最後、全楽器で盛り上がるところもサックスはじっといていたように見えます。
本当にあの小曲部分のための参加なんですね。なんて贅沢な(笑)。

(りゅ~とぴあ 前売り 1000円 自由席)

■11/23 今夜はさえこ 第93回

「さえとう」
ピアノ:小出紗重子さん
ギター:斎藤弘靖さん

ピアノの小出さんは新潟ジャズストリートの常連で、私も2012年に最初に参加した際にたまたま演奏を聴いて(そのときには「葱女」というピアノとピアニカの女性2人組でしたけど)
から、独特の雰囲気のファンになり、ジャズストリートのたびにルートに組みいれるようにしていました。

ただ、小出さんは地元が長岡でまだ若いのに長岡のジャズ喫茶で月イチで例会を開催されていて、一度本拠地での演奏を聞いてみたいな~、と思い長岡まで遠征しました。

その例会が今回は第93回(もうすぐ100回というのもすごいです)が、
ギターの斎藤さんとのデュオ「さえとう」ですが、このデュオでもジャスストにも参加したことがありますけど、小出さんのさっぱりした(笑)トークと、心地よいピアノとギターで2時間があっという間で、楽しい時間をすごせました。

会場のジャズ喫茶「音食」もいい雰囲気の会場ですね。
音食のマスタも楽器をやられており、ジャズストリートにも参加しているようですね。

(ジャズ喫茶 音食 1300円 1drink 付き)