ホルン:大野雄太さん
ホルン:上間善之さん
ピアノ:石井理恵さん
ドラム、打楽器:新澤義美さん
ベース:吉田典正さん
司会:チャーリー犬和田さん
古町どんどんだったり、heya銀花さんで行われている山口達巳さんの個展を見たり、
さらには蔵織さんで思いがけなく素晴らしいギターを聴けたりして、結構ぎりぎりにりゅ~とぴあへ着。
2階正面に席を確保です。
というより、この公演は開放されているのは1、2階の正面席のみで両サイドの席は開放されていませんでした。
ちょっと寂しい感じもしないでもないですが、本公演は純粋なクラシックという感じではないですし、好みが分かれるところなんでしょうね。
公演は「ホルンで奏でる紅白歌合戦」というだけあって、
基本的には、40代以上の方ならおなじみの演歌、歌謡曲の名曲をホルンで演奏されていきます。
なんだか懐かしく、聞きなじみのある曲をホルンで聴けるというだけで十分に価値があるものとなっていますね。
ただ、今回の公演がそれ以上にお客さんに楽しんでもらおう、笑ってもらおうという趣向で満載でした。
もともと「紅白歌合戦」というコンセプトだけでも非常に親しみやすいですけど、
スライドを使った前説や曲紹介、
皆さんの衣装も金ぴかで非常にニギニギしい(笑)ものですし、
犬和田さんの司会進行の名調子も笑わずにはいられませんし、
主役のお二人も物まねチックなパフォーマンスで、特に山本リンダの狙い撃ちなんて、首席奏者がそこまでやる??
というような感じもしましたね(笑)。
ただ、そういったギャグ的な要素も、ただふざけているだのではなく、曲だったり元々歌手に対するリスペクト的なものが感じられて、
なんだか純粋に楽しい「おふざけ」なんですよね。なんといか、「天才によるバカっぷり」というか「一流の悪ふざけ」とでもいいましょうか。
またアンコールでは司会の犬和田さんもホルンを演奏するというようなサプライズもあったり、
最後の最後まで本当に楽しまさせていただきました。2時間という時間があっというまでしたね。
今年で3年連続(私は今回が初めてでしたけど)の企画でしたが、今回が完結編ということです。
非常に残念ではありますが、また、なにか違った形での楽しめる企画が開催されるのを楽しみにしたいと思います。
(りゅ~とぴあ 1000円)